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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   どんどん楽しくなぁれ!   かニャねこ

 真っ青な空の中、いつもより高いところから周りをながめる、これが私の好きな遊び、竹馬だ。高く、たかーいところで辺りをながめると、普段よりももっと空を高く感じられる。竹馬は歩くだけ、と思われがちだが、実際はそうではない。ケンケンや2人3脚、おにごっこなど色々な遊びが考えられる。それも地上では、楽しめない遊びが。
 私が大好きな竹馬の遊び方は、おにごっこをすることだ。地上での足が速い・おそいは関係ないし、タッチをするのも難しいからだ。
「ジャンケンポイ」
「わっ、まけたっ。私がオニね。1,2,3、・・・いくよー。」
かけ声とともに、みんなでキリンの大行進のように首をふってオニを確認しながら逃げていく。
「いやー。つかまるっ!」
友達のNっちはそんな時、
「ケンケンはタンマにきーめた。」
と、勝手にルールを変えてしまう。ちょっと困るが、こんなことがあるから楽しい。私も、落ちたら10秒以内に乗らないとオニというルールを作った。こうしてルールが増えると、ケンケンを長く続けられるように努力したり、空中のりをできるようにしたりと新しい技を身につけられる。これも楽しみの1つだ。
 初めて竹馬に乗ったときは、ケンケンどころではなく、低い竹馬でも歩くことができなかった。しかし、上手な友達に教えてもらいながら少しずつ練習を積み重ね、1m、2mと歩けるきょりを伸ばしていき、何mでも進めるようになった。そして、乗れるようになると、2人3脚に挑戦をしたりした。今は、片方の竹馬をかついでケンケンする技に挑戦中だ。何事にも練習の積み重ねが大切だと思う。たくさんの技を練習して得とくしていけるからこそ、現在楽しく竹馬を乗りこなしているのではないだろうか。これからも、どんどん得意な技を増やしていきたい。
 私は、自由に遊びを工夫するとより楽しい遊びができていく、ということが分かった。「まかぬ種は生えぬ」と言うように新しいルールを考えないと楽しい遊びはできないから、もっとたくさんルールを考えようと思う。そう考えると、明日はどんなルールを考えようか、と明日が早く来ないかワクワクしてくる。「ちりも積もれば山となる」。どんなささいなアイディアも、たくさん集まれば楽しいルールになるのでたくさん考えてみよう。そして今日よりも明日、明日より明後日がもっと楽しい遊びになってほしい。明日はどんなおにごっこになるか期待でいっぱいだ。
 真っ青な空の中、いつもより高いところで新しいルールを考える、これが私の好きな遊び、竹馬だ。

   講評   sumomo

 楽しく竹馬で走っているようすが目にうかびますね。しっかり清書ができました。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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