創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   たまごやきを作ったこと   うせさ

 一般的なたまごやきは、お弁当に入っている甘くてくるくるしているものを想像するだろう、だが私のたまごやきは違う。でもはじめに、いわゆる一般的なたまごやきを話そう。私がすきなたまごやきはしょっぱ辛いのだ。わけは、私は辛い食べ物が大好きだからだ。特にニンニクとしょうゆがいっぱい入ってるのがおいしい。だが、辛いものは体に良くないので私のお母さんはめったに作ってくれない。なので、私は自分でよく辛いたまごやきを作る。そのことを今から書こう。
 私のたまごやきは一般的なたまご焼きとはぜんぜん違う。99.9%違うと言ってもいいだろう。私のたまごやきと一般的なたまごやきで同じと言ってもいいところはたまごを使うことだけだ。まず、私のたまごやきはニンニクや梅干が入ってる。普通のものは絶対入ってないだろう。さっきも言ったとおり、私は塩辛い物と辛い物が好きだ。他にも私は家の残り物をいれる。例えばねぎ、赤ピーマン、マッシュルーム、玉ねぎ等。。。それを全部一つの割ったたまごの中にいれる。焼いている間もうそろそろいいなーと思ったたまごやきをまるめない。ただ半分に折るだけだ。できあがって、食べてみて、おいしく作れたたまごやきを作ったら、親達に食べさせる。お世辞か本当か知らないが、親や姉は、
「おいしい〜〜〜〜、うせさ、才能あるね〜〜、これなら本当のコックになれるかもよ〜〜」
と言う。もしも誰か知らない人が私に、
「たまごやきのなかで一つ絶対抜けない具はなあに??」
と聞いたら、即、ニンニクと梅干と答えるだろう。この二つが無ければ私の世界でたまごやきはたまごやきと言わないだろう。辛いもの好き少女と言われたら悲しくならないで逆に嬉しくなるだろう。私はたまごやきのジュージュー言う音が大好きだ。なんだかその音を聞いたらよだれが時々たれてくる。あと、私はたまごやきを作ってる時だけ野菜を切っているときの音が好きだ。なぜかそのときだけ良い音に聞こえる。きっとそれは、私がたまごやきのことが大好きだからだ。
 さて、これから私のお母さんが小さい時始めて作ったたまごやきの事を話そう。
わたしのお母さんは、なんと小さいときはお料理が好きではなかったので、たまごやきを作ったことが無く、お父さんと結婚して初めて作ったそうだ。これは私も初めて知った。お母さんのたまごやきは、ふわふわくるくるしていて、見た目もとっても上手だからだ。はじめてお母さんがたまご焼きをお父さんのために作ったときは、くるくる巻くのが上手くいかず、今の私のたまご焼きみたいにたまごを半分に折っただけだったそうだ。それでもお父さんは、
「こんなに美味しいたまごやきは食べたことが無い!」
と、喜んだそうなので、お母さんは調子にのってどんどん料理が上手くなっていったそうだ。
私は今度たまご焼きを作るとき、くるくる巻いてみたていと思う。そしてもしも巻くのがうまくなったら、いつかお弁当にいれてピクニックでもしたい。今、カナダは雨のシーズン。だから私は夏までずっと待とうと思っている。それまでたまごやきを巻く練習をしておこう。

   講評   hutu

だしの入ったもの、しょっぱいもの、あまいもの。いろいろな玉子焼きがありますが、にんにくの味のする玉子焼きって興味津々。オムレツのように作るのですね。
<動作情景のむすび> とってつけたような結びにならないようにしたいのですが、なかなか難しい表現です。
「だから私は夏までずっと待とうと思っている。それまでたまごやきを巻く練習をしておこう。」
の文章の後に、動きや様子を表す文をつなげて書きます。
(例) でも、やっぱりと今日もいつものオリジナル玉子焼きを焼いた。
<玉子焼きを焼いた話> 「私がすきなたまごやきはしょっぱ辛いのだ。わけは、私は辛い食べ物が大好きだからだ。特にニンニクとしょうゆがいっぱい入ってるのがおいしい。だが、辛いものは体に良くないので私のお母さんはめったに作ってくれない。なので、私は自分でよく辛いたまごやきを作る。」
にんにくと梅干しと醤油のたっぷり入っている玉子焼きは・・・きっと作ってもらえないでしょう(笑)。塩分の取りすぎは体に毒だからね。きっと絶妙なバランスでおいしく出来上がっているのだと思いますが。
読んでいて、作ってみようかな? と思うくらい丁寧に説明することができています。

<聞いた話> ほめられるとどんどん上達する良い例ですね。愛情たっぷりのほめ言葉にかなうものは何もありません。
<たとえ> 「まるで〜みたいに」という表現を使います。
(例) 親や姉は、
「おいしい〜〜〜〜、うせさ、才能あるね〜〜、これなら本当のコックになれるかもよ〜〜」
と言う。まるでおいしくて有名なお店で食べているみたいなほめようだ。
<心の中で思ったこと> 「私はたまごやきのジュージュー言う音が大好きだ。なんだかその音を聞いたらよだれが時々たれてくる。あと、私はたまごやきを作ってる時だけ野菜を切っているときの音が好きだ。なぜかそのときだけ良い音に聞こえる。きっとそれは、私がたまごやきのことが大好きだからだ。」
大好きな物を作る時には、普段何とも思わない音が耳に響きます(笑)。


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