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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   吸い込まれていく〜!?   えめけ

 これまでの人の観察や考えを利用するという必要から、読書はまず必要である。例えば、ロビンソン・クルーソーのように、ただ1人離れ小島にただよい着いて、不便なひとりぼっちの生活を送ると言うことは、おたがいの一生のうちに、まずありそうにもないことである。書物を読むことにはこのような利益がある。ところで私が、これから書物を読もうという若い人たちに勧めたいことが1つある。それはこういう事である。気に入った書物にでくわしたときには、一度読んだだけでよしにせずに、二度三度と繰り返して読んで欲しい。
 私は読書が好きだ。その中でも「黒魔女さんが通る!!」と言う本が好きだ。新しい本を買ってもらっても、まだ古い本を読んでいることもある。時々、本の中に吸い込まれることもある。本を読んでいると、返事も適当になる。私の場合、まるで氷で凍ってしまったように、目をピクリとも動かさずに返事をしてしまうのだ。読んでいるときには、「黒魔術は人を呪うものだから、黒魔術習いたいなぁ」と思ったり、ヒマなときは、アニメとかで見る魔法を覚えては、言っている。しかも、黒魔女さんが通る!!の女の子のツッコミがこれまた面白く、何度読んでも笑えてしょうがないのだ。<<題材、表現>>
 私の父や母が好きだった本も気になったので、聞いてみることにした。(小学生の頃の本)父は推理小説と科学の本を読んでいたという。しかも小さいときは、読書が好きで、本もボロボロになるまで読んだという。母は、小説を読んでいたそうだ。私の「黒魔女さんが通る!!」と同じような、シリーズの本を読んでいたという。何となく母も父も、「なかよし」や「りぼん」、「少年マガジン」など、マンガ系を読んでいるのかと思っていたが、そうでもなく、小説を読んでいる事に驚いた。<<題材、表現>>
 この作文を書いて、集中していると時々本の中に吸い込まれるときがあることが分かった。私は成長と共に好きな本は変わらなかったが、人の振り見てわが振り直せと言うから、黒魔女さんが通る!!だけではダメなので、もっとちがう本を読んで、学習に繋げていきたいと思っている。<<主題、ことわざ>>

   講評   miti

第1段落ーー要約。「二度三度繰り返して読みたくなる書物は、それなりのよさを持っている。愛読書を一生のうちにみつけよう」の意味を加えましょう。
第2段落ーー体験実例。何度も読んでいる「黒魔女さんが通る!!」が大好きなのは、自分にない魔術にひかれるのですね。「本の中に吸い込まれることもある」は、「本の世界に引き込まれる」としてはどうでしょう。
第3段落ーー聞いた話。お父さん、お母さんの小学校の頃に読まれた本は、以外だったですね。人それぞれ読み物がちがうということを知りましたね。
第4段落ーー分かったこと。ことわざを引用してまとめられました。ことわざは「 」かっこでくくったほうが分かりやすいです。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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