国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   生きている詩   いへゆ

私は言葉の詩は、いいと思う。
 第一の理由は、言葉に詩の想像力がとても豊かになるからだ。私は、まわりの人たちにとても想像力がゆたかだ。と言われることが多い。小学校の時、物語を作る授業があった時も先生に、
「いへゆさんは、想像力がいつもすごいね」
と言われた。これも詩のせいかもしれない。と思うことが時々ある。私は、読書がとても好きなので詩とか推理小説なんかをよんでいるとこの人は何をいいたかったんだろう??、と考えることが多い。そんな点は、詩や本を読んでいるととてもとても役に立つ。
第二の理由は、いつまでも心に残るからだ。私は二年生の時に習った、「わたしと小鳥と鈴と」という詩は、なぜかしらないが今でも覚えている。たぶん、人がふつうには考えないような言葉や表現のしかたをしているからだと思う。この詩の場合は、小鳥にも鈴にも人間にもそれぞれいろんな長所がある。ということをこの作者は言いたかったんだと私は感じた。それらをリズムをつけて、いろんな表現をしているからとても心に残ったんやろう。
第三の理由は、楽しいからだ。私の場合、国語のは大嫌いなのでこんな詩がでてくるととても楽しいと感じると思おう。わざわざ読もうとはおもわないと思うけどほかの難しい解説つきの長い詩を読んでいる時よりは気が「ふっ」とすると思う。言葉遊びが好きな人はとてもたのしいかもしれない。
たしかに、言葉の詩は本当に読者になにかを伝えたい詩よりも受け入れやすく、あまり国語力がつかないかもしれない。しかし、「トランプが生きているのは、それが、実際のプレーに使われているときである。」という言葉があるように、言葉の詩も作者が伝えたかったことが読者に伝わっていれば価値があると思う。

   講評   huzi

 気が「ふっ」とすると書いていますね。「ほっ」を「ふっ」と書くのが、いへゆちゃんらしいですね。「ふっ」という響きからは、心が遊んでいる気配が感じられるよ。想像力って、こういう小さな言葉の使い方にあらわれるなと思います。
  今回も【理由】が三つですね。言葉の詩はいいと思う→詩の言葉はいいと思う のほうが長文にあっているよな気もしますが(^_^;)、全体の大きな意味はつかみとれていますので、これでよしとしましょう。
  想像力を広げ、心に残りやすく、そして楽しいのが詩の言葉。「わたしと小鳥と鈴と」を、今でもよく覚えているのですね。金子みすずさんは、他にも言葉だけを使って、自然の生き物に対する細やかな観察をイメージ豊かに描写しています。きびしい生活をしていた時代の人ですが、言葉で遊んでいる時だけが、楽しく豊かな時間だったのかもしれません。
  【データ実例】か、【長文実例】を使ってみましょう。【長文実例】は、10.2週の子どもの世界の話が使えそうですよ。
 まとめはよくできました。国語力がつくかどうか考えながら詩を読むのは、楽しくないです(笑)。それよりも、言葉が文字から浮かび上がって、自由自在にプレーをしているときに、想像力が広がって楽しくなりますね。詩の作者も、国語力よりも想像力による遊びを期待しているのだと思います。

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