国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   今を生きる   えひな

時間は過去・現在・未来に分けれる。そして、現在は過去になったり、未来になったりする。だから、親がこどもにどの学校に通わせるのかなどの考えはこどもを拘束してしまう予定なのだ。むだな時間を過ごすより、今を確実に生きることが大切だと思う。私は今を生きるということは将来にもつながるので、大切だと思う。
 第一の理由に、予定をたてすぎると拘束されてしまって、好きなことができなくなってしまうからである。しかし、私は計画を作ってもその計画どおりには全然いかない。きっとそれは、予定をたてすぎているからだと思う。自分を自分で拘束するのはよくない。だから、私はこれから計画をたてることがあったら、無理のない予定にしたい。そして、好きなこともどんどんやっていきたい。
 第二の理由に、予定をつくるとそれに拘束されてしまって、一日一日がおもしろくなくなってしまうからである。前読んだ話に、こどもが「ふしぎ」と思うことに対して、親が「なぜでしょうね」と答える。すると、思ってもみてないことばがかえってくると書いてあった。私はそれを読んだとき、いつも親は次は何を言うのかなと考えているだけでも楽しいと感じるだろうなと思った。
 たしかに、予定をたてて、誠実に生きるというのはいいことだが、「犬もあるけば棒にあたる」ということばがあるように、私は今を大切に生きていきたい。そして、将来今までの時間が楽しかったなと思えるようになりたい。

   講評   huzi

 好きなことをして、おもしろさを感じる時間は大切ですね。そのような時間の中から、未来に向かって生きる意欲がでてくるのでしょう。
  現在は、将来のために今を犠牲にしている、がまんしていると思わせることが多いですね。本当は、将来のために力をたくわえることは夢があって楽しいはずなのに、我慢になってしまうのはなぜでしょう。それは、周囲が予定を詰め込みすぎるからかもしれませんね。
  今を生きると、【是非の主題】を明確に示せたね。
  予定を立てすぎると、好きなことができなくなるんだね。予定を立てるときは、たいてい、自分の能力をうわまわる予定表を作ります。やる気があるときだから。
 でも、予想外のことが起こったり、意外に時間がかかって守れないことがあると、今度はその予定を守れないことがストレスになってしまいそうですね。
 そのような予定なら、ないほうがいいのかも?
予定を立てるときに大切なのは、思ってもみないことが起こったとき、どう対処するかということを頭に入れておくことかも。慌てたり、否定したりするのではなく、対処によって予定よりもよい結果が生まれるかもしれないのです。
  【長文実例】をうまく取り入れられました。子どもは予定を立てないからこそ、自由な発想ができるのでしょう。
 まとめも◎。ただし、犬も歩けば……は、今を大切にというよりも、次の瞬間に期待しながらという意見に結びつくかな。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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