国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   よいしょっ   グルミン

 「わあ、おもしろいなあ。」
私は思わず声に出してしまった。木登りをした時のことだ。時々、登りやすそうな木があったら登ってみる。学校にある、アーモンドの木は、登りやすいからよく登る。しかし、あまり上の方まで行くと、枝の数が少なかったり葉がしげっていたりして登れない。
 テニスコートにある木も、登りやすい。それは、やなぎのような感じの木で、その種類の木はどれも登りやすい。特に、川の近くにあるのは、横にものびていて、楽しい。木登りは登りきれるとすかっとして気持ちが良い。登っている最中は少しひやっとするが、登り終わるとうれしい。テニスコートの木は、弟といっしょに登ったが、二人とも登れた。しかし、てっぺんまで行くのはこわかったので、やめておいた。足をかける所がないのに登って、ケガをするのはいやだ。弟は、私が木から飛び降りても真似をするので、危ない。だから余計に上の方までは行かない方が良いと思った。行けるところまでは、まるで本当にサルだかリスだかにでもなったようにして、登っていった。本当に、楽しかった。今度はもう少し上もチャレンジしてみたい。
 父も子供のころ、よく木登りをしたらしい。父の実家の庭には大きなひいらぎの木があって、そこに登ったそうだ。大きさは大体十メートルで、その三分の一くらいを登っていたという。その木の枝などの間に、広めの場所があって、そこを秘密基地にしていた。木の上からいろんな人や物を見下ろして、気持ち良かったそうだ。しかし、時々来るありは気持ち悪かったと言っていた。
 私は少しうらやましいと思った。広い場所が木の上にあってそこを基地にできたのはきっと、すごく楽しかっただろう。私もそんな木を見つけてみたい。
 私は木登りを体験したり、父の体験談を聞いたりして、木登りはとてもドキドキしてわくわくもできるということが分かった。よいしょっと体をひっぱって登ることができると、気持ちがさわやかになって、いいと思う。案ずるより生むが易しということわざがあるが、こわがってあれこれ心配しないで、みんなも登ってみたら分かるだろう。私は、思わず声が出てしまうようなおもしろい木登りを、これからもやってみたい。

   講評   hoemi

 グルミンさん、こんにちは。しっかり清書できましたね。12月1週は進級試験です。気合いを入れて頑張りましょうね!

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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