国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   今を大切に   おきつ

来月の三日は、会社の創立記念日だから、これこれこういうことをする。それが決まれば、その日までに「どのような準備をするか」は決まってしまう。そのためには、今日、知り合いの店に電話をしておかなければならない。当日には自分は会社を休むわけにはいかない。したがって地方への出張は、その日を避けることになる。こうして、来月の三日に予定があるということは、現在をすでに強く拘束する。そうした拘束された時、それをわれわれは現在と見なすのである。私は、未来の準備を前々から立てておくよりも、今この瞬間を大切に生きることが良いと思う。
第一に、その時期にしか出来ない体験があるからである。中学生が三輪車に乗ることが出来るだろうか。ほとんどの中学生は恥ずかしがって乗ることは出来ないだろう。また、いくら乗る気があったとしても体格などの問題から乗ることは不可能である。つまり、三輪車に乗るという体験は純粋な心と小さな体をもった小児だからこそ出来る貴重な体験なのである。
 第二に、未来のために今を犠牲にするのは最も虚しいことだからである。未来のためといって、自分のやりたいことを抑えてまで、勉強をしても、ストレスがたまる一方で覚えなくてはならないことすら覚えられなかったりする。勉強をするときに、苦手科目ばかり勉強していると、面倒くさくなったりやる気がなくなったりしてまったく頭にはいってこなくなったりする。なんとも馬鹿げた話である。そんなことをするくらいならば、今の楽しみを満喫し楽しい生活を送って多くの経験をつんでいったほうかが何倍も有益である。
 人間は、人生を最大限に楽しむことこそが幸せなのだから、未来に縛られず生き多くの経験をつみ充実した毎日を送っていくべきなのである。

   講評   mako


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