創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   木登り   ヨリー・ヨッシー

 「やったー。」
ぼくは庭の杉の木のちょう上まで登った。ぼくの庭には「カイズカイブキ」という杉のような木がある。それは枝がいっぱいあって登りやすい。なので時々登る。前は、葉がたくさん上の方についていたが、切ったので葉はない。だから登りやすい。
 ぼくはある時、ちょう上まで木に登ってやろうと思い登り始めた。登ってみて気づいたのだが、枝はまるでらせん階段みたいにぐるぐるとついている。そしててっぺんまでいった。高さは二階よりちょっと低い位で、ベランダにもう少しで行けそうだった。ぼくはいつもベランダから見ている風景とはちょっとちがうな、と思った。特に池の鯉が金魚みたいに見えた。杉のいいにおいもしていた。ちょっと木の上で皮をはがしたりして遊んだ後、ゆっくりおりて、家にもどった。すると手に松ヤニ(杉ヤニ)がいっぱいついて、そこにほこりがついてまっ黒になっていた。何度も水で洗ってやっととれた。服についたのはベンジンでふいて、やっととれた。大変だった。
 母に聞いた話だが、母の実家がりんご園だったので、子供のころりんごの木に登っていたそうだ。そこで市場に出荷できないりんごを食べていたそうだ。ちなみに母がりんごを食べる時とても美味しそうな「シャクッシャクッ」という音がする。カキの木にも登ったことがあるそうだ。小さいころだったのでおれなかったそうだが、母のそ母に、
「カキの木はあぶないから登るな。」
と言われたそうだ。
 父から聞いた話だが、父がぼくより小さい時(ちなみにぼくは十一才)に大きなくるみの木があって、くるみがぶどうみたいになっていた。それをとろうと思っても登れなかったそうだ。それで大きくなって木に上れるようになったころには木はなかったそうだ。
 母はけっこう木登りをしたのに父はほとんど木登りをしていないというのはちょっとびっくりした。
 木のちょう上に登って見ると見え方はちがうという事が分かった。また木登りは登りやすい木を見つけないといけない事が分かった。

   講評   hutu

今月も良い作文をたくさん書くことができましたね。
12.1週は進級テストです。毎週しっかり書くことを準備してくれていますが、来週も書くことを考えておいてください。


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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