創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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負けず嫌い。 おひう
「ガタッ」
今、私は竹馬のもう特訓中。あいつなんかに負けない・・・。そう思った瞬間だった。
それからというもの、私は毎日練習した。だが、時期が悪かった。ちょうど市の陸上競技会の練習があって、竹馬の練習が出来なかったのである。私はその大会の練習で竹馬の練習は出来ないわ、ライバルである男子達はどんどん上手くなるわで、もうやめようかなーとも思ったりした。だがそれが逆に負けず嫌いな私の気を引いた。大会の練習がすみ、残り3分の休憩時間も、竹馬のでんしゅうへと費やした。そして、大会の練習が無い、ちょっとの朝休憩は友達に応援してもらい、練習した。
ここで新たな問題発生。竹馬の数が決まっているため、低学年がほとんど使ってしまうことである。それに最高学年であるため、譲らなければ・・・。と思いついつい渡してしまうのだ。それだから竹馬に乗れたときの喜びも大きくなるのかもしれない。竹馬にのると、とても清々しい、いい気持ちになる。特に背の低い私は背が高くなったような気分になるし、大げさに言えば世界が広くなったように思えた。
そして、竹馬に乗ってのどれだけいけるかの勝負が始まった。
「コトコトコト」
その音に続いて
「がんばって」
友達の応援の声。私は必死で頑張った。きっと、相手も私と同じぐらいがんばっていたのだろう。
「ドタッ」
倒れたのは・・・。私だった。私は負けた。悔しくなかった。頑張って練習したからだろうか。
それからも私は竹馬を続けている。竹馬は私にひとつのことに集中してがんばることや、がんばることの楽しさを教えてくれた。
今、私は竹馬の練習へと励んでいる。第二回目の練習は向けて・・・。
講評 kira
まるもちちゃん、こんにちは。はじめての清書は、オンラインで送ってくれたのね。操作もバッチリでしたね。
寒い冬がやってきました。負けず嫌いを奮い立たせてくれる季節ですね。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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