国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
経験 おそく
私たちは、「手を上げよう」と思えば手が上げられます。このような現象を随意運動といいますが、要するに、「手を上げよう」という目標に向かって脳がひとりでに働くのです。「手を上げよう」というのは意志とも言われますが、意志さえ強ければ何でもできるというわけではありません。泳げない人が「絶対に泳いでみせる」と力んでも泳げません。スポーツなどの専門分野では、スキーの「前頃」、踊りの「腰を入れる」などというが、しかし、「これが前頃ということなのか」とか「これが腰を入れるということなのか」とわからないと、これらの言葉に従って体を動かすことができません。ところで、何をするにしろ、どうしたら失敗するか、ということを知っていて失敗することはめったにありません。どういうわけか失敗してしまうのです。そこで、次に同じことをする時に、「また、失敗するかもしれない」と思うと、本当に失敗してしまいます。「失敗は成功の母のもと」といわれるように、失敗を重ねることによって、次第に成功に近づいてゆくのが脳の自然のはたらきです。ところが、失敗を恐れると、脳も人間も発展しません。もちろん、「今度は絶対に成功するぞ」と思い込んでも「失敗したら大変だ」ということばに負けてしまうことがあります。
人間は失敗することもあるが、それを生かしていくことが大事です。自分もテストでいつも赤点ばかりであったが、失敗を生かしたら、赤点が少なくなりました。ちょっとの恐れもありましたが、それを乗り越えてできました。だから、人間は心に負けてはならないと思う。
講評 nane
600字以上よくがんばった。
今回の長文もむずかしかった。1回だけではなかなか内容を把握できないから、家で毎日1編音読し、意味がわからないところも含めて丸ごと暗唱できるぐらいにしておこう。
要約が長かったけど、全体の構成は大体OK。
常体と敬体の区別は重要だから、書いたあと必ず読み返しておこう。
進級テストは残念ながらアウトだけど、次回がんばろう。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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