低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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朝寝坊 チェリー
「朝」は一日の初めなる重要な時間だ。私たちは朝によって一日が変わってくる。また、私たちは朝によっていろいろな日を作ることができる。だから、朝という時間と大切にするべきだ。
「ハァ〜〜。え?もう十時だ!?!?!」(書き出しの工夫) 私はこの前、思いっきり朝寝坊をした。その日は日曜日だった。私はその日の前の夜、時間を一切気にせず眠った。夜中も一度も起きなかったほどである。雨戸のすきまから差していた光が私を起こした。私はまだ眠かったが、時計をのぞきこんだ。・・・・・・・・・なんと、十時半だったのだ!!!!!!!私は目をもう一度こすった。というのは、その時計は何日前にも少し壊れていて時間が正確ではなかったからだ。しかし、残念ながら今回はあっていたらしい。まだ半信半疑だった私は、本当に時計が正しいか確かめるために家にある時計を確かめた。ところが、全部十時半だったので、私はとても驚いた。私は、また朝寝坊をしてもいいが、もう少し早く起きたいと思う。(体験実例)
この前、私はいつもより早起きをしようとしていた。なぜなら、「早起きは三文の得」と考えていたからだ。しかし、それはむなしいことに二日きりで終わってしまった。理由は、朝起きると非常に寒いからである。一つ目の理由は朝一番に起きると、暖房すらついていない。それに、遅く起きれば暖房を使うお金もかからないのである。二つ目は、朝早いとなんでも一人でやらなければならないからだ。三つ目は、やはり眠いからである。私は、眠るのが大好きだから、「起きるよりも寝ていよう」と考えてしまうのである。私はまるで、なまけもののようである。私は、早く起きなくなってからこう思ったのである。「早起きは三文の損」と。(ことわざ引用)(たとえ)
私はとても小さかった頃、祖父の家へ泊まりに行った。今でも、たくさんは覚えていない。しかし、ある夜とそれにかけての朝だけはちゃんと覚えている。ある夜私の母と父は、明日どこへ行こうということについて話し合っていた。そして、朝早く出かけに行くことになったのである。私はその時ニヤニヤ笑っていたかもしれない。悪いことを考えていたわけではないが、朝とても早起きして驚かせようと考えていたのである。私は、朝をわくわくして待っていた。そして、私は目が覚めた・・・・・私の家族が出かけるために準備をしていた。私は呆然とした。母は私が起きるのが遅かったから、わざわざ寝させといてくれたのである。それはよかったのだが、とてもショックだった。だから、誰にもこのことは話していない。(前の話聞いた話)
人間にとって朝寝坊とは、時々必要である。私も時には、思いっきり朝寝坊をしたい。しかし、ふだんは早く起きるべきだと思う。だから、私も寒さに負けないで明日から早く起きようと思う。(一般化の主題)
「え?また、十時だ!!!」(書き出しの結び)(笑)
講評 unagi
<字数>1202で目標をクリアしました。
<構成>ユ−モアのある書き出しの結びができました。
<題材>寝坊にまつわる過去の体験談が生き生きとつづられています。
<表現>「まるでなまけもの」でたとえを、「早起きは・・・。」でことわざが引用できました。いずれも適切であり、作文を豊かにしています。
<主題>一般化の主題ができました。文中に寝坊の理由がていねいかつユーモラスに書かれてあり、しっかりと主題に結びついています。
お疲れ様でした。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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