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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

      「人は生まれながらに」をよんで   コムギコ

人は生まれながらにもっている資質というものがある。若い君たちは、自分のすばらしい泉がどこにあるのか、さがしている時期だ。自分で決めた標的なら、みごと的の中心をねらいどおり射抜くべきだ。しかし、高校や大学の入試という標的だけでは、だれもがねらう的だし、青春のすべてをかけるには、ちょっとさびしい気もする。さてそこで、標的をかかげるにあたって、君は生活を選ぶか人生を選ぶかだ。生活と人生は同じようで、実は大いにちがうんだね。もちろんこうした生活は大切なことだ。しかし、その生活のために、せっかく掘り当てた自分の泉を涸らしてしまう人が多いんだね。いまアメリカでは高校生の間に、「ジェントルマンズC」という合言葉があるそうだ。学校の成績はCでも、広い視野でさわやかに行動できる人のほうが、物事を大きく把握し、国際人として実力を発揮できるってわけ。そして、君の資質にあった好きな職業を選ぼう。生活のためにいやいや働いたのでは、君自身の人生を生きることができず、君の人生という大きなケンカに負けてしまうからね。
 <<こうせい>>要約/感想文
僕の場合ピアノが好きなので、これは夢中になってしまうんだ。他のものには夢中にあまりなれないくせに、好きなことだとどんどん夢中になってしまって頑張ってしまうのだ。好きなことを頑張って目標に向かっていき、その目標をたっせいする。それほどうれしい気持ちは無いだろう。他人には負けない、そう思っていると、自然に夢中になれるだろう。簡単に思っていると意外と大変なものもあるだろう。
 <<だいざい>>体験実例
まだ、将来が決まっていなくても、好きな教科はあるだろう。僕は、算数、社会、社会、音楽などが好きだ。それは好きだと将来何かその好きな教科に関係することで働くらも知れない。たとえば、僕がいいなとおもうのは、算数だったら建築家や、社会に関係するなら、裁判所の裁判長なんて言うのもいいかなと、思ってしまうことがある。こういう教科がすきなのだから、今は今いったようなこんなことをやりたいと思っているんだ。これからは自分が見つけた目標に向かって夢中になって頑張っていこうと思う。
<<ひょうげん>>たとえ
人間にとって目標を持つということは将来は努力を必ずしなければいけないということと同じことだと思う。努力をしなければその目標を達成することは出来ないし、その目標に夢中にもなれないからいつか、どんな目標を持っても努力をしなければ目標を達成することは出来ないし、夢中にもなれなくてあきらめるしか道はなくなるだろう。そうならないためにも目標を持って努力することはたいせつなんだ。そうしたら、好きな職業に就けるだろう。
<<しゅだい>>一般化の主題

   講評   muri

 小学6年生というと卒業も近いので、何かと「将来の夢」を聞かれることが多いのではないでしょうか。イチローや松坂なら、6年生の時に将来の夢を簡単に答えることができただろうと思いますが、そんな人はそう多くないと思います。なりたいものがたくさんありすぎる人も、なりたいものが全然思いつかない人も、無理して夢を決めてしまわず、今回の作文のように「自分の好きなものはなんだろう」と考えてみるのがいいのではないかと思います。

今回のコムギコ君の作文は、まるで大人が書いたように、自分のことをとても客観的に分析できている点が、とてもいいですね。自分自身のことがわかるということは、未来のことを考えるためにはとても大切なことです。それができるようになって初めて、ちゃんとした将来の夢を考えることができるからです。

●体験実例:コムギコ君は、ピアノが好きなのですね。「夢中になってしまう」という位だから、本当に大好きなのだと思います。でも、大好きというだけでは、読んでいる人にどれ位好きなのかが伝わりにくいので、ピアノに関する体験実例をくわしく書いてみましょう。発表会や、難しい曲に取り組んだこと、昨日練習したことなどから、コムギコ君とピアノの関係の深さが自然と伝わるようになります。

いろいろとやってみたいことが多いのは、いいことだと思います。ピアノだけでなく、建築家や裁判官など、どれもおもしろそうだなぁという気持ちを大切にしてくださいね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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