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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   言葉に愛をこめる   グレープフルーツ

人間のコミュニケーションのツール、ことばには愛がある。何となく交わすあいさつにも、毎日の会話の中にも、例え短い言葉にも愛がある。名前、という固有名詞にも愛がある。私達日本人はひらがなやカタカナ、そして中国や韓国から伝わった漢字も毎日使っているが、漢字は違う読み方をするだけで全く違うものになってしまう。当然、自分の名前も違う読み方をされたらショックだ。ちゃんとした読み方で読まれるからこそ、思いやりを感じる事ができる。私は言葉に愛をこめられるような生き方をしたい。
その方法としては第一に、言葉には愛がある、という事を自覚する事だ。私達は言葉を使わないと生きていけない動物なので、毎日のように言葉を交わすが、何故僕達は言葉を交わすんだろう?と、考えたときに、僕達には必ず一人は信頼し、愛する人がいるわけで、その人達とつながっていたいと思うから、きっと私達は言葉を交わすのだろう、という結論に、私はたどり着く。そして、それを私達が気づくことによって、毎日交わす言葉に意味を見つける事ができると思う。私自身もしゃべる事が大好きだが、一つ一つの言葉に愛を感じられるようなしゃべりが、周りの人達とできればいいと思う。
第二の方法として、人の呼び方を考える事だ。ニックネームは、その人物が周りと親しいという証拠である。豊臣秀吉も、子供の頃は「日吉丸」という名前があったらしい。しかも、顔がサルっぽかったのであだ名がサルだったらしい。このように、豊臣秀吉が子供の頃から回りに慕われていた事が伺える。
確かに私達が毎日交わす言葉に愛をこめるのは難しいが、私はおもいやりを込めた言葉を交わしていきたい。「未来には、ひとりでにできる未来と、自分で作る未来との二つがある」という名言があるように、私達が意識して言葉を変えていけば未来も変わると思う。私は言葉に愛をこめられるような生き方をしたい。

   講評   takeko

あ〜忙しい中、せっかく提出してくれましたが、字数が1000字以上行っていませんでしたね・・・残念ですが、次回(あれば・・・)またということで・・・。しかし、内容はよく書けています。「要約」これはとてもいいです。「方法一」「何故僕達は言葉を交わすんだろう?と、考えたときに、僕達には必ず一人は信頼し、愛する人がいるわけで、その人達とつながっていたいと思うから、きっと私達は言葉を交わすのだろう、という結論に、私はたどり着く」ここはすばらしい意見だね!たしかに、いいことばやおしゃべりには、相手のことを気づかう気持ちが入っていますよね。一方的にしゃべるだけでは、ヘンなヒトとしか思われませんよね・・・。「歴史実例」電話の話、よく覚えていたね。豊臣秀吉は最低の身分から、天下統一までの「太閤」にまでのしあがったことで、日本史の戦国時代では特に重要です。昔日本は「元服」すると名前が幼名から大人の名に変わりました。秀吉は、日吉丸から足軽にとりたてられたとき、木下藤吉郎という名になり、そのあと織田信長に認められ、羽柴秀吉、最後に豊臣秀吉を名乗りましたが、あだなはずっとサルでした。天才だが性格が激しかったため明智光秀に志半ばで暗殺された信長。頭のよさと要領よさでのしあがったが天下を治める力のなかった秀吉。最後までじっとがまんして秀吉の死後関が原の戦いで勝ち、その後300年にもわたる天下を治めた苦労人の徳川家康。三人の性格を現した昔の人が作った話で「もし三人がホトトギスのことを歌に詠むなら、信長は『鳴かぬなら殺してやろうホトトギス』秀吉は『鳴かぬなら鳴かせてやろうホトトギス』家康は『鳴かぬなら鳴くまでまとうホトトギス』というだろう」とされたのは有名な話。で、その信長の十七代目の子孫で、今日本男子フィギュアスケートで活躍している織田信成くん。彼がインタビューで、「ホトトギスの歌を詠むなら?」と聞かれて答えるには・・・「鳴かぬならそれでいいじゃんホトトギス」・・・でした・・・

字数はともかく、作文はよく書けていますよ!入試のときは、規定の字数をこえないようにということがまず一番。しかし足りなくてもだめです。問題用紙の最後の1行になるようにしてください。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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