国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

昨日44 今日1136 合計1180
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   他人の幸福   悟空

一人一人の話が、みなそれぞれに違っているからこそ面白いのだが、その一人一人の違う話を聞いているうちに、「宇宙飛行士たちは、やはりみんな、宇宙で、ある共通の体験をしているな。」と私は確信するようになった。彼らはみな、宇宙で『私』という個体意識が一気に取り払われるような体験をしている。今、ここにいるのは『私』であって『私』でなく、すべての生きとし生ける者としての『我々』なんだ。
自分の利益お考えることは大切だ。(複数の意見一)最近、男子では、友達同士で何でも「一緒にやろう」とかいつも言い合っている人たちがいるが、結果は、あの人となるのが嫌だからそれを避けるためにさきに見つけている。結果は、それは自分の利益のためにやっていると思う。女子で、よく「一緒に勉強しよう」などといっている人がいるが、独りではやりにくいから言っているのだと思う。
しかし、全体の利益を考えることも大切だ。(複数の意見二)スポーツなどチームワークなどを大切にしなくてはならないスポーツは、一人だけ勝手なことをしては、絶対に勝てない。みんなが勝つために一丸となることがいいことだと思う。例えば、さるかに合戦だ。サルは、みんなのことを考えないで自分のことばっか考えていたからしっぺ返しを食らった。(昔話実例・長文実例)
個人意識も団体意識も大切だが、一番大切なのは、「私達の幸福が、他の人々の不幸に支えられているのあってはならない。」という名言があるように自分の利益が全体の利益になることが大切だと思う。(総合化の主題・名言の引)

   講評   hota

 この回は、再び代講になりました。すみません。でも、いつもどおりに、早々に提出してくれましたね。

 まず、要約は、最後の1文だけ、「シュワイカートが宇宙空間で体験したこの『私』という個体意識から『我々』という地球意識への脱皮は、今、この地球に住むすべての人々に求められている。」の方を。これが結論ですね。

 意見一の「自分の利益を考える」方の「体験実例」は、少しわかりにくかったですが、つまり学生たちが友達と群れているのも、結局は自分のため、ということですね。それは大いにあるでしょうね。
 意見二と「昔話実例」はよかったです。

 「反対意見への理解」「名言の引用」もいいね。「総合化の主題」は、少し簡単だったかな。「個人の利益を追求することで、社会全体の幸福が得られるような社会を作ることだ。」という風に、そういう社会を作る、という方に重点を置いておくといいね。

★今年の課題はこれで終了しました! あとは清書だけですね。


毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)