創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   勉強すると言うことは   おへさ

 日本の漢字には音読みと訓読みがある。「勉強」というのは音読みで、訓読みにしてみると「つとめしいる」と読むことが出来る。「つとめる」とは一生懸命に励むこと、「しいる」とは無理やりやらせることといった意味である。人の進む方向が違うように、「勉強」の目的も人によってさまざまである。目的は最初からあるのではなく、また人から強制されるものでもない。勉強する中で自分の生きがいを見つけだすことが出来たら、「勉強」も苦痛でなく充実したものになるであろう。「勉強」とはそれ自体が目的ではなく、あくまでも自分の生きがいに行き着くための手段に過ぎない。大切なのは、何のために学ぶかである。
僕は、机に向かって先生の話を長々しく聞いてるより、社会科見学や、理科実験室で、実験してた方が100倍楽しい。また一度実験したり実際に見たことは、すぐ覚えられるし、忘れづらいと思う。
母は、勉強がつまらなかった時は、将来何も役に立たないと思ったことを一生懸命勉強しなければいけなかった時である。また面白かったときは、自分の興味のあることや新しい発見が出来たりしたときに面白かったそうである。それでも母は、楽しくなかった勉強でも楽しかった勉強でも今になって役に立ってきたものも多いといっている。
 つまり、僕にとって勉強は将来の自分のためにいやでもやらなければいけないもので、「ローマは一日にしてならず」というように、毎日こつこつとやることが大切なのであろう。
また、なるべく楽しい勉強方法を考えたり、身近に役に立つことを発見するようにすれば「つとめ、しいる」のではなく「まなぶ」ということができるのではないだろうか。

   講評   kira

 おへさくん、こんにちは。よい構成で書けましたね。
● 要約/感想文
 勉強が苦しいものになるか、楽しめるかは「目的」に関わっているんだね。
● 前の話聞いた話
 理科の実験が好きなのですね。目的は将来の夢と関係があるのでしょうか。実験の楽しさをもう少し紹介したり、それをどう活用していきたいかなども書いてみるといいね。
 お母さんから聞いた話は、先輩としての示唆に富んだものでしたね。「楽しくなかった勉強でも楽しかった勉強でも今になって役に立ってきたものも多い」のですね。今しかやれない勉強もあるということですね。
● たとえ● ことわざの引用
 「ローマは一日にしてならず」を引用しました。夢も小さな努力の積み上げで実現しますね。
● 一般化の主題(…は人間にとって…である)
 いいまとめになっているので「人間にとって」といった言葉を使って、一般化できるといいね。目的を強く思うことで意識が変わるのですね。

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