創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

昨日2426 今日897 合計53233
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   がんばることが大好きな(感)   チェリー

 島国の日本は歴史的にみて、つねに新しい外来の文化をより早くより多く輸入しなくてはならない状況にあった。その結果、日本人は外来文化の表面的な部分ばかりを身につけ、内面的な部分について学ぶことをなおざりにしてきてしまったきらいがある。何のために「勉強」するのかという目的を問う前に、知識をえるために「つとめしいる」くせがついてしまったのだ。人々の進む方向がそれぞれ違うように、「勉強」の目的も人によってさまざまだろう。「勉強」とは、それ自体が目的でなく、あくまでもそこへ行きつくための手段にすぎない。大切なのは、何のために学ぶかだ。(要約)
 「料理をやるには、算数が必要だなぁ〜。」(書き出しの工夫)
 私は三年生ごろから、算数が苦手で嫌いだった。しかし、半年くらい前から算数をがんばろうという気持ちがわいてきた出来事がある。それには、こんな理由がある。先週の作文にも私は料理が大好きなことを書いた。だから、私は料理をするためにはなんでもする。そこで、ある日私がクッキーを作っていると、母が来てこう言った。「チェリーは、クッキーを作るのが好きだから算数もしないとね。」と。私はとても驚いた。なぜだ?きっとその時私の顔は、まるでドラキュラのようだっただろう。私が「なぜ?」と聞くと母はこう言った。「パンやクッキーを作るとき、グラムやリトッルを使うからだよ」と。確かに、自分の趣味をするため以外にも勉強をしなければならない。しかし、それはただ自分が何かにたどり着くための方法だ。(たとえ)(体験実例)
 私は、小さい時からピアノ習わしてもらっていた。母はそのためにたくさんのお金をかけていた。しかし、残念なことに私は全然やる気がなく、いやいややっていた。そのために、今、私はピアノを全然弾いていない。というよりも、あまり弾く気も練習する気もない。これで、私が分かったのは、いやいややっても意味がないということだ。例えば私は、必ず覚えなければならない漢字を書いていてもあとになると頭に入っていなかったことが分かる。まさに、「知って行わざるは、知らざるに同じ」ということわざのいうとおりである。しかし、「この漢字は先に覚えておこう」と思っただけの漢字のほうがすぐに覚えられるのである。だから、私はこれから何でも自分から進んで挑戦したい。(ことわざの引用)(前の話聞いた話)
 人間にとって勉強とは、楽しくやらなければならないものだ。やる気がないのにやっていたら、時間の無駄だし、もっと他のこともできる。私が勉強をするのは、自分の夢をかなえるためでもある。そうすれば、今がんばっていることが水の泡にならないからだ。しかし、書くのは簡単でも実際は難しいのである。(笑)(ユーモア表現)(一般化の主題)
 「算数もうやりたくない〜!!」(書き出しの結び)
 

   講評   unagi

 <1>要約の項目をクリアしました。
 <2>体験実例で、好きでない科目を勉強する動機を見出す話が書けました。お母さんとの会話や「ドラキュラ」のたとえをおりまぜながら、過程を上手く説明しています。

 <3>ピアノの稽古の体験談で「前の話聞いた話」が書けました。実は私も身に覚えが・・・。漢字学習での頭に入る、入らないという対比も上手く書けました。ことわざの引用をクリアしました。

 <4>「人間に・・・。」一般化の主題が書けました。「書くのは簡単でも実際は・・・。」というユーモアが結びの工夫に結びついていてよいですね。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)