国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   一人一人の話が・・・・・(感)   天才剣士

宇宙飛行士は、宇宙で『私』という個体意識が取り払われる。 アポロ9号の乗組員だったラッセル・シュワイカートによれば、「今、ここにいるのは『私』であって『私』でなく、すべての生きとし生ける者としての『我々』なんだ。それも、今、この瞬間に、眼下に拡がる、青い地球に生きるすべての生命、過去に生きたすべての生命、そして、これから生まれてくるであろうすべての生命を含んだ『我々』なんだ。」 だという。
自分の利益を考えることは大切だ。なぜなら自分の利益が他の人にとってもまた利益であることが多いからだ。
しかし、全体の利益を考えることも大切だ。なぜなら単に自分の利益の副産物としてできた利益よりも全体の事を考えた利益のほうが大きいからだ。また、昔話の『ももたろう』の桃太郎は村人を助けるために鬼退治に言ったが、その結果宝も持って帰ることになる。このように、全体の利益を考えてした事が、自分に帰ってくることもある。
確かに、自分の利益を考えて行動することも全体の利益を考えて行動することも大切だ。しかし、名言に、「私たちの幸福が、ほかの人びとの不幸に支えられているのであってはならない。」とあるように自分の利益と全体の利益のバランスをとって、すべての人がうまくいくような社会をつくっていくことが大切だ。


   講評   siro

 天才剣士くん、こんにちは。難しい課題文でしたががんばりましたね。自分の利益を考えること、全体の利益を考えること、両方の大切さが分かりましたね。桃太郎の鬼退治の話は全体の利益を考えて行動したというよい例です。宝物までついてきたということは、利益の大きさを象徴しています。
 自分の利益を考えるという意見に対しては、具体例を入れるとよかったですね。部活の団体戦で、まず、自分の得点をあげることを優先させたら、結果的に団体の勝利に結びついたなど、身近なところから例を探してみましょう。
 最後は名言を使ってまとめることができました。「すべての人が上手くいくような社会」というのは、バランスのとれた社会ということですね。

 ▲鬼退治に言った→鬼退治に行った
 ▲自分に帰ってくる→自分に返ってくる


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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