低学年から学力の基礎を作る
幼長、小1、小2、小3の基礎学力をひとつの講座で学ぶ。
読書の習慣、国語算数の勉強、暗唱の学習、創造発表の練習をオンラインで。


昨日44 今日1151 合計1195
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   じおうお   おそく

 私たちは、「手を上げよう」と思えば手が上げられます。このような現象を随意運動といいますが、要するに、「手を上げよう」という目標に向かって脳がひとりでに働くのです。「手を上げよう」というのは意志とも言われますが、意志さえ強ければ何でもできるというわけではありません。泳げない人が「絶対に泳いでみせる」と力んでも泳げません。スポーツなどの専門分野では、スキーの「前頃」、踊りの「腰を入れる」などというが、しかし、「これが前頃ということなのか」とか「これが腰を入れるということなのか」とわからないと、これらの言葉に従って体を動かすことができません。ところで、何をするにしろ、どうしたら失敗するか、ということを知っていて失敗することはめったにありません。どういうわけか失敗してしまうのです。そこで、次に同じことをする時に、「また、失敗するかもしれない」と思うと、本当に失敗してしまいます。「失敗は成功の母のもと」といわれるように、失敗を重ねることによって、次第に成功に近づいてゆくのが脳の自然のはたらきです。ところが、失敗を恐れると、脳も人間も発展しません。もちろん、「今度は絶対に成功するぞ」と思い込んでも「失敗したら大変だ」ということばに負けてしまうことがあります。
 人間は失敗することもあるが、それを生かしていくことが大事です。自分もテストでいつも赤点ばかりであったが、失敗を生かしたら、赤点が少なくなりました。ちょっとの恐れもありましたが、それを乗り越えてできました。だから、人間は心に負けてはならなと思います。その心に負けないようにするには日頃の努力や練習が必要です。
 自分も柔道の試合前にちゃんと練習をしたら、試合の一回戦の時まだマグレ勝ちのような感じでしたが、とても嬉しかったですし、もっと強くなれるような感じがしました。
 失敗しないようにするには、練習して、努力して、考えたりするのが必勝である。

   講評   nane


毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)