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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   言葉の使い方   すいーとぽてと

 最近日本は国際交流が進んで、物の名前に外国語が使われるようになってきた。しかし、英語を話すときにはその言葉は通用しない。発音やアクセントがぜんぜん違うのだ。私は、言葉に愛を込めた使い方ができる生き方をしたい。
 そのための第一の方法として、相手の名前をしっかり覚えるよう心がけることだ。私が中学二年生の頃の生物の先生は、どうしても私の苗字を覚えることができなかった。新学期が始まったばかりの一番初めの授業で、先生は皆の名前を覚えるために一人ずつ名前確認をした。その時に間違った名前で呼ばれた為、私はそこで訂正をした。すると先生は言い直してくださった。次の授業で提出物を返却する時に、また私は違う名前で呼ばれてしまったので訂正した。思い返せば、六年生の頃に通っていたバレエ教室でも、先生は皆の名前を覚えていたのに、どうしても私の名前は覚えられないようだった。毎回
「あの、うーんと、そこのあなた。」
や、「しほ」「はるか」など、全く違う名前で呼ばれるたびに訂正していたのだが、結局最後まで覚えられることはなかった。だから今回の生物の先生も、バレエの先生同様最後まで間違え続けるだろうと思い、訂正しないことにした。しかしある日奇跡は起こった。冬休みも明けて何週間か経ったころ、冬休みの宿題が返却されることになった。そのとき先生は名前を間違えずに呼んでくださった。残念ながら次からはまた元に戻っていたが。(笑)やはり名前は正しく呼ばれたほうが嬉しいので、間違えないよう心がけたい。
 そのための方法として第二に、国と国との間においても、相手国の文化や言語を尊重することだ。日本は明治時代、日清戦争や日露戦争で勝ち、欧米などから認められるようになった。そして千九百十年には韓国併合をした。日本は軍隊の力で朝鮮の人々の農地を取り上げた。また強制的に日本語を使わせたり、日本の名前に改名させたりした。また、日本は日中戦争で南京大虐殺も行った。その為私が小学校の頃の担任の先生が南京の虐殺記念館に行った時、中国の人に殴られたそうだ。このように、日本は相手国を否定した為に、今でも韓国や中国から良く思われていない。どの国の文化も重んじて、他国の人とも信頼関係を築いていきたい。
 確かに、合理的に物事を進めるためには言葉を記号化していくほうが分かりやすい。しかし、「自国に対する賞賛が他国に対する軽蔑によって支えられているのであってはならない。」という名言がある。このように、自分の使っている言葉にも、相手の使っている言葉にも愛情を持って接するような生き方をしたい。

   講評   kira

 すいーとぽてとちゃん、こんにちは。言葉は文化、作文は力。新しい年も前進していこう。

 

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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