創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
料理は命の源 まいボウ
「やったー。きれいにデコレーションできたね。」
「うん。食べるの楽しみだね。」
顔についたクリームをなめながら、友達に話しかけた。私は学校で料理クラブに入っている。今日はクリスマスが近いので、チョコレートケーキを作ったのだ。私はとても不器用だ。それなら、なぜ料理クラブに入ったのかと思う人がいるかと思う。その理由は二つある。一つ目は食べる事が大好きだからだ。二つ目は、私は転校してきたので、仲の良い友達と一緒のクラブなら安心できるからである。
チョコレートケーキはとてもおいしかった。スポンジは焼く時間がないので、市販で売られているものを使った。デコレーションには、カラースプレー・チョコレートスプレー・アラザンを使った。果物は、バナナ・みかん・白桃などだ。私にとって、クリームを全体にぬるのが難しかった。<体験実例>
私は夏休みに自由研究でクレープを作った。トッピングでアラザンを使ったのだが、アラザンを買う時、Sちゃんが、
「アザラシ買わなきゃ。」
と言ったので、私は動物のことかと思って、
「えっ?アザラシなんてスーパーに売ってないし、クレープにのせないよ?」
と言った。Sちゃんが、買い物かごに、銀色をした小さな玉を入れ、これの事だよと言い、家に帰ってよく見たら、「アラザン」と書いてあり、とてもびっくりした経験がある(笑)。<前の話>
私は、食べる事が大好きなので、家でも学校でもまるで野獣のようだと思う。<たとえ>
学校といえばみんな大好きな給食。私は転校して来て初めての給食の時、どうしても食べられないものがあった。それは、名前は分からないのだが、豚の挽肉がカレー風味で味付けされていためてあるものだ。口に入れた瞬間吐き気がしたのである。その時私は、明日からもこんな感じの給食だったらどうしよう、と不安に思ったが、次の日の給食はとてもおいしかったので、良かった。そして今も平和な給食が続いている(笑)。
「たで食う虫も好き好き」ということわざのように、ほっぺたが落っこちそうな、おいしい食べ物もあれば、吐き気がするような口に合わない食べ物もある。料理は人それぞれに『好み』というものがあり、私が嫌うものを好む人もいる。人間にとって、おいしい食べ物は、口の中での幸せであり、命の源である。これからもいろいろな料理を食べていきたい。<一般化の主題>
講評 inoro
こんにちは、まいボウさん。今年もあと少しですね! 清書、大変良くできました。2006年は作文の面でも大成長を果たしたまいボウさんでした。新しい年もどうぞよろしくお願いします。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
|
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)
| |