国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   私の宝物は、私の心の支え!   えめけ

 「飽きないで使うのよ!あなたは、すぐ飽きる子だから!」
「うん!やったあ」
私は母に10歳の『バースデープレゼント』として、ジャスコでリラックマという、熊のぬいぐるみを買ってもらった。その時から、私は『リラックママニア』になった。学校にリラックマのハンカチやキーホルダーを持っている子がいれば、私は近寄っていく。そして、Cちゃんからは、
「リラックマ好き」
という手紙が学校で渡された。私はCちゃんに、「好きだけど」と言い返した。すると、リラックマのキーホルダーをくれた。その次の日もくれた。いつのまにか私はほとんどの5年生が、『えめけちゃんはリラックマが大好き』と言うことを知っていた。その事に私はとても驚いた。
 そして私はそのリラックマを、車に乗せてお出かけをしたり、ベッドに連れて行き、いっしょに寝たりもした。最初に買ってもらったときは、リラックマを乱暴に扱っていた。例えば私が、
「上村愛子のヘリコプターの真似!」
などと言いながら、リラックマをグルグル回して遊んでいた。そこで取れれば問題は無いのだが、私は強く投げてしまい天井にぶつかったり、うまくキャッチできず地面に激突してしまう事だってあった。しかしその後、『トイストーリー2』のビデオを見た。私も主人公の様に乱暴に使っていたが、このビデオを見てからというもの、リラックマを大事に扱うことにした。そしたら、リラックマは私にとってまるで、体の一部のように感じられた。父がリラックマを投げた時、前までの私なら、
「やめてよもうー」
と言うだけだった。しかし、今は投げられると、泣き出してしまうくらい、リラックマが大事になった。<<題材、表現>>
 私には、リラックマの他にもう一つ宝物がある。それはCDだ。私は音楽が好きで、この作文を書く時も『浜崎あゆみ』のCDを聞いて書いた。私が持っているCDの中で1番すきなのは、『浜崎あゆみ』と『岡村孝子』だ。なぜかと言うと『浜崎あゆみ』の場合、激しい曲が多いので、しょんぼりしている時や、落ち込んでいる時に聞けば、気持ちがワイワイ騒いできて、歌を知っていればもっとワイワイ騒いでくる。そうすると、自然に体が動き、いつのまにか気持ちも楽しくなっている。それとは反対に『岡村孝子』の場合は、ゆっくり的な曲が多いので、悲しい時や、気持ちを落ち着かせたい時に聞けば、気持ちがほっとして、安らいでくる。そうすると、まるで柱時計の重りのように、ゆらゆらと体がゆれてくる。(これはあくまで、私が感じたことで、そうなるとは限りません)私が作文を書く時、『浜崎あゆみ』を聞くのは、楽しく、上手に書きたいからである。<<題材、表現>>
 この作文を書いて、私の大切な宝物とは、私の心を支えてくれる、大事な友達だと分かった。学校出会える友達よりも。リラックマがいなくても『心の中、頭の中』で思い描けば、心の支えとなってくれるだろう。もし、先生や親にしかられて『青菜に塩』をかけられたようになったら、私はリラックマやCDで心を支えてもらおう。<<主題、ことわざ>>
 「これからも私の心の支えをしてね。リラックマ」

   講評   miti

えめけちゃん、明けましておめでとうございます。今年も前進していきましょうね。今年一番の作文に「私の宝物」を選んで大事なことを考えてみたのは、よかったと思います。
字数1000字以上、第4段落で、「ことわざの引用」「分かってこと」「書き出しの結び」がクリアーでき、快調なスタートです。
お母さんよりお誕生日プレゼントのリラックマの熊のぬいぐるみは、どんなところが好きですか。ほとんどの5年生が「えめけちゃんはリラックマが大好き」と知れ渡ったこと、えめけちゃんがその熊のぬいぐるが大事になっていく行動がくわしく書けました。
CDは上手に使い分けているのですね。「まるで、柱時計の重しのように、ゆらゆらと体がゆれてくる」のたとえは、よい表現です。
えめけちゃんの宝物とは、心の支えになるものですね。


第4段落の文章は、よく読み返してうまくまとめましょう。
「言い返した」は、繰り返し言う。口答えするの意味です。→「好きだけど」と言った。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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