創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   ポイ捨て禁止!!   まーたん

 『ポイ捨て禁止!!』このようなポスターをよく見かける。でも私はポイ捨てをよくしてしまう。これはいけないことだと分かっていながら、少しぐらいなら大丈夫、という甘い気持ちでしてしまう。この前も部活帰りにお菓子を食べていてそのゴミをポーィっと捨ててしまった。そして後ろから見てた友達に、
「あー!!ポイ捨ていけないんだあー!!」
と言われてから私ははい、すみませんという感じに拾った。今から思うと、これは大変いけないことだ。ごめんなさい。そして注意してくれた友達に感謝です。やはり自分でもわかっているようにどう考えてもポイ捨ては良くないことだ。だからしてはいけない。私はポイ捨てに反対だ。(是非の主題)
 第一の理由に、ポイ捨てはまたポイ捨てを呼ぶからだ。最初にポイ捨てを始めた人は軽い気持ちだったかもしれない。だがそれ以降次々にポイ捨てが始まる事がある。もし誰かが最初にポイ捨てをしないとみんなしないと思う。例えばとても清潔感があふれた所で落書きをしようとする人は余りいないと思う。なぜならまだ誰も汚していないとある程度、緊張感があるからだ。それがもし誰かが落書きをしていたらどうであろう?「誰かがしているなら私がしても良い」というような思いが込み上げてきて落書きをする人が増えてきてしまうだろう。そしてその人数が増えると増加する勢いはどんどん増えてきてしまうだろう。ポイ捨ても同じことなのだ。(複数の理由一)
 第二の理由は、ポイ捨ては地球環境にもよくないからだ。ここでデータを実例してみる。「日本の年間ゴミ排出量は5020万トン。東京ドーム135杯分。」だそうだ。この数字からも分かるように日本はとても多くのゴミを出しているのだ。まず日本は排出するゴミの量が多すぎだ。ポイ捨ては地球環境に良くない。ポイ捨ては地球を汚す。でもゴミを燃やして出る有毒なガスも地球を汚す。まず、日本人はポイ捨てをやめなければならない。当たり前だけど、私のような人間がまだたくさんいて、地球をきれいにするためにはポイ捨てをやめる事から始めなければならないのだ。だが、一番簡単なのはゴミを一切出さないという事だ。もちろんこれは不可能だ。だから少しでもゴミを減らす事から始めよう。1人1人の努力で地球は綺麗になるのだ。(複数の理由二)(データ実例)
 確かに誰もゴミを持ち帰りたいなんて思う人はいないだろう。だが、「問題とは、そこにあるものではなく、自分が作るものである。」という名言もあるように軽い気持ちでしたポイ捨てが大きな問題につながることもあるのだ。そう人間が湖にすてたゴミを水鳥が謝って食べてしまい動物が苦しむ。このようなニュースをよく見る。これは大事だ。大変な事だ。自分が軽い気持ちでやった事で、生き物が苦しむのだ。もし、捨てるのを我慢して自分が家にゴミを持ち帰っていたらこのようなことにはならないのだ。このように、軽い気持ちでポイ捨てなんてことは絶対にしてはいけないと思う。だから私はこれからはポイ捨てなんて絶対にしない!と決めた。(反対意見への理解)(名言の引用)(是非の主題)

   講評   kira

 まーたん、こんにちは。世の中には、罪には問われないまでも、やってはいけないことがたくさんあります。それに歯止めをかけているのが、みんなの良心、良識ですが、それが集団意識の中で薄れることがあります。
 みんなやってるんだから、私一人くらい許される。これが落とし穴ですね。
 まーたんがいうように、落書きもその一つです。まっさらの壁に落書きするのは勇気がいりますが、すでに汚された壁なら「まあいいかな」が顔をもたげます。連鎖反応ですよね。いい方向に働けばいいのですが、その反対が多いようです。
 そういった、小さな不心得が積もり積もれば大きな影響を及ぼします。罪の意識がないだけに、予防の仕様がないという悪い循環になります。
 私たちは、一人一人の力は微々たるものだし、その判断も善悪で揺らぎます。だからこそ、いい方向に流れを作って、いい結果を導き出したいものですね。


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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