創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

昨日0 今日1620 合計1620
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   エネルギー貯蔵   ビーバー

 私は、毎回定期テストの4日前からくらいしかテスト対策は行わない。5日前までは本当に習ったことが多少なくなっていて、分からない問題も少なくない状態である。なぜ試験ではいい方と思われる成績を取っているのかと言うと、テスト寸前に集中して勉強しているからである。親には「もっと日頃から勉強するようにしなさい」などと言われるが、そんなことをしていたら命が持たない。短時間の対策だけで実力を発揮できるような人もいるのだから、私は内申点評価をあまり快く思わない。一時に全力を発揮できるような生き方を評価できるようにすべきだと思う。
 その第一の方法は、普段は勉強のことなど頭にないくらいのんびり過ごし、エネルギーを貯めておくことである。私は普段は部屋に閉じこもって寝てしまったり、パソコンに数時間向かっていたりする。そんな状況だから、私は宿題を出し遅れることもしばしばである。日頃から勉強すればもっと成績が上がる、などとよく身辺の人からよく言われるが、自分自身勉強に対する体力があまり付いていないので実行していると命が持ちそうもない。短期集中型といえばそうである。全てコツコツやる人が良いというわけではなく、人間には個性があるのだからそれを尊重し、短期集中型の人もきっちりそれなりの評価をするべきである。こうすれば内申点評価よりは公平な方向へと変わるのではないかと思う。
 第二の方法は、短い期間ないしは早い時期にその人の価値を見くびってしまうことなく、きっちりその人の特長を見極めてから評価するような社会へ整備することである。一般的な伝記例でいうとエジソンの子供時代である。小学校の先生は「1+1=2」の成立の理由を問われただけでエジソンを低能児だと決め付けてしまった。人を判断する上で一番良くないのは「決め付ける」という行為である。確かに誰もが知っている等式の成立の理由を問う人は常識で考えると異端である。しかし、低能児と決め付けてしまうのは良くない。才能があるのに学校に見捨てられても才能を見抜いた母親はやはり人の価値を見る上ではとてもすごい人だったと思う。
 確かに、コツコツと物事を推し進めていく人は信頼もある程度得られるだろうし、普段から少しずつ努力していればいいことはあるに違いない。しかし、「なまけ者であることを批判するよりも、人間とはもともとそうしたものだというところから出発するべきだ。」という言葉に表されるように、人間はもともとは根気のない生き物だと思うが、やる時はやるのである。普段からエネルギーを使っていると本番でもエネルギーが爆発しない。私は、本番で全力を出すなら日頃から保存して、内申点などというものは気にかけないというのがベストだと思う。

   講評   nane

 短期集中型というのは、いろいろ役に立つ。ふだんはのんびりできるからね(笑)。ビーバー君らしい、書き出しの実例。
 毎日こつこつやるのが向いている人もいるだろうけど、男の子は全体にそういう性格の人は少ない(笑)。だからこそ、やるときにはがむしゃらにできるのだろうね。
 第二の方法の社会実例もよく書けた。エジソンの例は、使い古されているので^^;ビーバー君らしいほかの実例をさがしてみよう。
 反対理解と名言もよく考えた。
 これは、体験実例を中心に清書候補。


毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)