創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   お正月の意味   うもえ

 今年のお正月はパラオで過ごしました。ナノで特にお正月らしいことはしなかったですが、なかなか楽しかったです。
 大晦日に、『カウントダウンパーティ』に行きました。たくさん料理がありすごかったです。日本料理から豚の丸焼きまで・・・。特にすごかったのはデザートでした。どれもおいしかったです。そして、カウントダウンになる前に『紅白歌合戦』を見に、部屋に帰りました。最近、ちゃんと落ち着いて紅白を見ていなかったので、久しぶりにちゃんと見れて良かったです。ちなみに、私の大晦日の理想は、「コタツに入りながら紅白を見る」です。そして、『ゆく年くる年』を見ながら「あー今年も色々あったな」と、少し2006年を振り返って、年を越していきました。肝心の1月1日も別にお正月っぽくはありませんでした。ひとついえば、朝食のバイキングに、お雑煮があったぐらいです。パラオは日本の文化が戦争の影響で少しあり実際にパラオでもお雑煮を食べるそうです。来年こそはいえで過ごしたいです。
 あまりお正月らしいとはいえない私のお正月でしたが、お正月とはそもそも何のためにやるのでしょうか?
 私、新しく心を入れ替えるため、だと思いました。
 去年の失敗を、水に流し、新たな心で迎えるためにお正月はあるのだと思います。子供にとってはお年玉をもらうためのようなものですが。
 また、お正月はあまりほとんどの人が接しない、本当の日本の文化に接することが出来るときのひとつだと思います。
 このように、色々な意味があるお正月ですが、つまりお正月は、人にとって大切なものなのです。

   講評   nara

 お父さんお母さんにとっては、比較的まとまった休みが取れる年末年始は、海外で過ごしてこそ「正月休みだ!」と実感するのかもしれないね。ももちゃんとは少し感覚が異なるのかな。書き出しに「特にお正月らしいことはしなかった」とあるけれど、紅白・カウントダウン・お雑煮というのは、お正月らしいアイテムだけれど、ももちゃんが考える「お正月らしいこと」とは他にどんなことがあるのかな?
 後半の「何のためのお正月なのか」という説明は、自分の意見をしっかり出せたね。ただし、ややあっさりしている。例えば、新しく心を入れ替えるのは、どうして、正月でないといけないのか? 日本文化には普段から接する努力が必要なのではないか? こういうツッコミが入ってきたら、ももちゃんはどう答えるだろう? 字数の制限があるのなら、ポイントのみの説明になるけれど、もう少し、補足の理由説明を加えることで、説得力も増してくるよ。
 パラオの歴史的な話はいいね。文化というものは、固有のものもあるけれど、戦争という悲しい事実によって影響し合うことも、少なくはないのだね。今目の前にあるものは、何に起因するのか、立ち止まって考えるいい機会になったのではないかな。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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