低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
慰霊祭のたびに官僚たちの挨拶が・・・(感) 天才剣士
誰だって戦争で死んだ自分の仲間の士を無駄なものとは思いたくない。しかし、無駄なものであったと認めないのは自分たちの愚かさをごまかしていることである
過去をかえりみて反省することは大切だ。過去をかえりみることで、次はその過ちを起こさないように努めることができるし、それによって人間は成長してゆく。たとえば、僕はこの前学校のテストであまり良くない点数を取ってしまったが、その後でちゃんと見直したり、解き直したりしていたので、再試を受けたときには良い点数が取れた。
しかし、過去を顧みるだけではなく、未来のことを考える事も大切だ。過去ばかり見ているのでは、一度失敗してからでないと対策を立てられない。たとえばイソップ童話の「肉をくわえたイヌ」は肉をくわえた犬が川を渡ろうとすると、もっと大きな肉をくわえている犬が水面に映っていた。 その犬の肉も取ってやろうと思って吠えると、自分がくわえていた肉を川に落としてしまった。とあるが失敗した後で悔やみ、今度はそのようなことの無いようにしようと思ったところで次に肉が手に入るとは限らない。だから失敗する前から常に未来の事を考えておくことが大事だ。
確かに、過去をかえりみて反省することは大切だ。また、それだけではなく、絶えず未来の事を考えていることも大切だ。しかし、名言に「知識がはしごを作ったのではなく、二階に上がりたいという熱意がはしごを作ったのだ。」とあるようにより良い未来をつくってゆくためには常に平和を強く望んで行動していくことが大切だ。
講評 siro
天才剣士くん、こんにちは。良い未来をつくっていくためには、常に平和を強く望んで行動すべきという意見は、大事なことですね。現在も世界のどこかで戦争が起っています。もちろん、自分の生活をよりよくするために行動することは大切ですが、それが誰かの犠牲の上に成り立つものであってはいけませんね。
「過去をかえりみること」「未来を考えること」という二つの意見で書くことができました。「肉をくわえたイヌ」の話は有名ですが、天才剣士くんのような見方もできるんですね。これをしたらどうなるか、ということを予測する力を持つことで、無駄な失敗は避けられます。よい教訓になりますね。
大変よくできました。
▲一行目:仲間の士→仲間の死
▲二行目:ことである→ことである。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
|
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)
| |