創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   「そっ啄の機」   おもり

そっ啄の機は大切だと思います。そっ啄の機という言葉は、簡単に言えばタイミングである。得がたい好機の意味で使われる。そっ啄の機は、早すぎても、遅すぎてもだめであり、その間のこと、つまりちょうどタイミングの良い時の事を言うのである。
長文に「自然の摂理は、おどろくほど精巧らしいから、他にもいろいろな形でそっ啄の機に相当するものがあるに違いない…」と書いてあることに、僕も同感である。野球の外野フライを取る時、
「もしもう少しずれていたら…」
とか、リレーで、
「あと一歩分早かったら一位になれたのに」
とか、雪合戦の時に、
「あのすきに…すれば勝てたのに」
とか、サッカーでシュートする時、
「あと、10cm左だったら入ったのに。」
などのタイミングをのがしたり、そのタイミングで助かったりしているので、そっ啄の機(タイミング)は、やはり必要(大切)だと改めて思いました。
そっ啄の機という言葉を初めて目にした時、
「何ていう意味なのだろう。」
「どんな時に使うのだろう。」
などの疑問の声がポップコーンの様に頭の中であちこちに、行ったり来たりしていました。タイミングという意味だと長文を読んで知った時、今度は、頭の中で、そっ啄の機を使った文章が行ったり来たりしていました。僕は、この長文を読んで、頭に思い浮かんできたアイディアをむだにしない事にしました。始め、中、そして最後にも言いますが、やはりそっ啄の機(タイミング)は、必要(大切)だ!!

   講評   hoemi

 初めての感想文、がんばって書けたね。「そっ啄の機」とは耳慣れない言葉だけど、ものごとにはタイミングが大切という点で、いくつも例を挙げることができたこと、しかもそのどれもがタイミングがものをいうものばかりで、よく考えられたなぁと感心したよ。あとは、一つ一つの例に肉づけできると内容がより深くなって良くなるね!
【三文ぬきがき】 よくできていますよ。長文を初め、中、終わりと3つのパートに分けて、それぞれの中から大事と思われる文をぬきがきするのが「三文ぬきがき」です。この方法を覚えておきましょうね。
【たとえ】 ユーモアをいれた「たとえ」を考えられたね。思わず笑ってしまいました。
【思ったこと】 「そっ啄の機」の意味を知ったからには、好機を逃さないよう常日頃から意識できるといいね。最後の「やはりそっ啄の機は必要だ! 」という一文が印象的だったよ。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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