創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   テレビが普及して   エブラ

 テレビが普及して、「視聴覚文化」が盛大におもむき、本を読む人が少なくなるだろう、というのは、どうもほんとらしくない。娯楽としてのテレビと映画とはたへんよく似ている。見るほうが受け身で、すわってれば画面のほうがこちらを適当に料理してくれる。本を読むときは、読む側の自由が大きい、自分の意志や努力で決めることのできる範囲が広い、つまり態度が積極的だということになる。一方は受け身のたのしみ、他方は積極的なたのしみで、受け身のたのしみが増えるといことは、かならずしも積極的なたのしみを求めなくなるということではない。娯楽の性質がまったく違うから、いわゆる視聴覚「文化」または「娯楽」は、読書のたのしみを妨げるものではないだろう。しかし、テレビには娯楽番組のほかに、いくらか知的好奇心を刺激する番組もある。だが、テレビがその好奇心を十分に満足させるようなまとまった知識を与えてくれることは、ほとんどない。読書によってまとまった知識を得ようという欲求がおこっても、ふしぎではない。そうなればテレビは、読書の妨げないばかりではなく、むしろ助長するようにはたらくというこということになるだろう。  
 姉の友人が、「ハリー・ポッターは、映画だけだと全く面白くない。一回、本を読んだほうが絶対面白くなる。」と言っていた。それとか、ずいぶん前、読んでいた本がアニメになって放送していた。本で読んだイメージとはかなり違い、とても面白い。本と、テレビでは、違った見方ができ、視野が広がると思う。
 ぼくは、普段ファンタジー系の本しか読んでない。そのせいで、作文をやりはじめの頃説明文の要約を書くのがどうやればいいのか、分からなかった。だが、何回かやるとちょっとずつコツをつかむことが出来るようになってきた。
 人間にとって読書とは、自分の視野を広げることの出来るもの。しかし、視野を広げるためには、読む側の努力が、大いに必要となる。=努力をおしまない人こそ本当にすばらしいものを、手に入れることが出来るんだと思う。
         

   講評   haruru

 がんばって書けていましたね。山中君は文章を書く力があるので、毎回じっくりと考えて書こうとするあまり少ししんどいのかな。いつもきちんと四段落構成で書けているので自信を持ってね。要約が苦手だと言っていたけれど大事なところは抜き出せているので、もう少ししぼるのであれば選んだ部分の中で「最も重要」、「やや重要」というふうにランクづけしていけばいいですよ。一度トライしてみてね。
 第三段落の内容は第四段落のわかったことにつながっていくので、「作文を何度か書いていると要約のコツをつかんできた。」ことと「読書」の間にどのようなつながりがあるのか書いておきましょう。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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