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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   まさかソフィーは(感)   チェリー

 ソフィーの頭の中には何でもある。ある朝お父さんお母さんと2、3歳の子供とで、キッチンで朝食を食べている。しかし、お母さんが立ち上がり流し台の方に行くと、突然お父さんが天井の近くまでふわぁと浮かび上がった。きっと幼児は「お父さんが飛んでいる!!」と言うだろう。ところが、もしお母さんが見たら彼女は倒れるだろう。これは「習慣」の問題である。大人は人間が飛べないということをずっと前から学んでいる。しかし、小さな幼児は学んでいないのである。その小さな幼児は、この世界では何がありえてで何がありえないか、よく分かっていない。悲しいことに、私たちは大人になるにつれ、重力の法則なれるのでない。世界そのものに慣れているのである。私たちは子供のうちに、この世界に驚く能力を失ってしまうらしい。それによって、私たちは大切な何かを失う。(要約)
 私は子供の頃からまた今も、あまり不思議に思うことなく母や父に色々なことについて聞かなかったらしい。これは、私が少なかった中で不思議に思ったことである。
私はアメリカへいた時、週に1回から2回くらい病院へ通っていた。そこではあまり患者はいなかったが、ある日一人白人の女性が来ていた。その女性を観察していると、あることに気がついた。彼女の髪の毛は、一見きれいな金髪に見える。しかし表面でなく奥の方を見ると、金・黄色というよりも黒かったのだ。理由は色々あるが一つは、染めているということだ。例えば、日本人が金髪に染めるのと、白人と黄色人種のハーフが染めるのは、全然違う。だから、染めていても違和感がないのだ。もう一つの理由は、もともと奥の方は黒い髪だということだ。ある本では、もともと生まれたときに奥の方は黒っぽいといって言っていた。一つのことを疑問に不思議に思うと、どんどん違うことも浮かんでくる。それは、まるでこぼした水のようだ。(たとえ)(体験実例)
 私が幼稚園か小学生の時、私はミニカーに非常に夢中だった。特に好きだったには、チョロキューだった。なぜそれが好みだったかというと、後ろに戻すと自動的に前へ進むからだ。しかし、幼かった私はとても不思議に思っていた。それがどのような仕組みで動くのか、中を調べてみたかったがもちろん壊せない。大切なチョロキューだからだ。きっと、当時の私くらいの年齢でも分かっている人もいただろう。母親に聞いたり、色々な手段がある。しかし、私は母や姉にも聞かなかった。
 人間にとって疑問に思うことは人間を成長させるものである。それによって人間は個性を持てるし、また自分だけの趣味を見つけ出すことができる。まさに「使っているくわは光る」ということわざのとおりだ。(ことわざの引用)だから、私は不思議に思えることを見つけようと思う。ところが、そういうことは簡単には見つけられないことだ。しかし、私は平気だ。なぜなら私には、もっと学ぶことがある。だから、そこで疑問に思えることがたくさんあるはずだからだ。(笑)(ユーモア表現)だから私は読んでいる人々にも、疑問に思えることを見つけ出してほしい。(一般化の主題)
 「なぜ?」(書き出しの結び)

   講評   unagi

 <字数>1298字で目標をクリアしました。
 <構成>要約をつけることができました。

 <題材>日常で目にした「金髪なのに中のほうは黒いのは?」という素朴な疑問を体験実例に挙げています。そこから発展して考えを深く巡らせています。「前の話」として「中のしくみはどうなっているのだ」という好奇心を挙げることができました。また、「聞かないこと」について。あえて口には出さないが謎に思う密かな体験を独自のスタンスで書いています。
                    
 <表現>次々と浮かぶ疑問を「水」にたとえています。また、ことわざの引用も効果的です。
 <主題>一般化の主題が書けました。学ぶことから疑問を発見するというのも大切なことの一つですね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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