国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
見かけで判断してはいけない えやゆ
今から三十七年あまり前、ちょうど、第二次世界大戦が終わってアメリカと日本のあいだで、物資やヒトの移動がさかんになりました。この時、アメリカから、小さな白いガが日本に侵入してきました。このガは都会の中にはよく見られても、森林の害虫になって、山の木々を食べつくしたことは一度もありません。私たちの目にいかにも大きな害をあたえそうに見える昆虫でも、自然界の中ではたいした存在ではないのです。(三文ぬきがき)この話を読んで、わたしは、虫はいる環境によって幼虫の生き残る確率がかわるのだな、と思いました。
わたしのクラスは三年生のときアメリカザリガニを飼っていました。 そうしたら、子供が生まれました。6匹うまれたのですが、1匹一番大きい仲間に食べられてしまいました。でも、アメリカザリガニはアメリカからやってきたのに日本で今増えていること知り、日本の環境にアメリカザリガニはあっているのだな、と思いました。 (前の話、聞いた話)
三年生のとき理科でモンシロチョウを飼ったことがあります。そのとき幼虫がとてもはやいスピードでキャベツの葉を食べていました。そのはやさはまるで職人がキャベツを切るはやさぐらいはやかったのでとても驚きました。(似た話)
わたしは、アメリカシロヒトリ=害虫というイメージがあったので見かけでその人の性格を判断してはいけないな、とおもいました。
講評 jun
似た話は、二つともいい話が書けましたね。たとえも上手です。
結びは、深い感想が書けていてとてもいいですよ。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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