創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   外見よりも・・・   ナポレオン

産業革命以来、機械は人々の生活を豊かにする打ち出の小槌の役目を果たす物だと思われてきた。そしてその進歩はイコール人類の幸福につながるとも信じられてきた。最近それが全てではないと反省されるようになった。経済の高度成長下にあっては、その目的を達成する有力な武器は、工学的発想と工学技術だ。だが、その行き過ぎが色々な面で見直されようとしている。それを補う方法として挙げられているのは生物学的な発想だ。これまでの建築は芸術性と技術に重点がおかれていた。考えてみると我々の生活の大部分は生物的嗜好で良し悪しを判断することが多い。同時に、数量的に割り切れるものだけが全てではない、と教えるようになった。僕は整った外観よりもなじみやすいことの方が大事だと思う。(是非の主題)
そう考えるのは第一に整いすぎた環境よりも慣れ親しむ方が落ち着くからだ。(理由)例えば真っ白な部屋の中に白い机と椅子があったとする。そんな中で生活するのは、ぼくは嫌だと思う。確かに部屋はシンプルだが、そのシンプルさがあるから落ち着けない。ホテルの一室だってそうだ。必要最低限の物しかないのだ。一泊二日するのであればこれでもよいが、何日もそのような部屋では過ごせない。逆に木で出来た家具などがおいてあれば、シンプルな物よりも材質の感覚の方が落ち着くと思う。
また、そう考えたのは第二に、整いすぎた環境は使いがってが悪いからだ。(理由)僕は美術部に入っているが、使っている美術室は手前はきれいでも奥が汚い。でも、それは仕方ない事だと思う。キレイにしまってしまうと作っている途中の作品が何所にあるのか分からなくなるからだ。
確かに、見た目が美しいことはいいことだ。しかし、「大事なのは健康らしい外見ではなく、健康そのものである。」という名言のように、外見にとらわれない方が暮らしやすいし、なごみやすい環境を作りやすい。

   講評   onopi

 大変よくできました。よく書けていると思います。 
 
    

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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