国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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二年参り ヨリー・ヨッシー
「うー、さむ。」
ぼくは思わず言った。
十二月三十一日。ぼくは母といっしょに二年参りに行った。二年参りとは、大みそ日の十二時に寺や神社にお参りに行くことだ。古い年と新しい年をまたいでお参りをするからそう言うらしい。お参りに行くと中におじさんが道を歩いていた。こわいなぁーと思っているとそのおじさんがおそってきた!ということもなく、もう一人、家からおばさんが出てきて二人でぼくたちのお参りに行く「弁天神社」の方に行き始めた。母と、
「弁天神社に行くのかな?」
と話しながら少しきょりを開けて歩いていた。弁天神社に近づいた時、その二人は、違う方に曲がっていった。ぼくたちは違う方に曲がりながら、
「あの人たち、どこに行くんだろう。」
と話した。そして、弁天神社に行った。するとばったりあの二人に会った。母が、
「おめでとうございます。」
と言った。ぼくも、
「おめでとうございます。」
と言った。すると向こうも、
「おめでとうございます。」
と言ってきた。それから少し話した後、手を洗ってお参りをした。今年は去年とくらべてろうそくの火がともっていなかったし、じょやのかねも聞けなかったが、人が次々と来た。
母に聞いてみると、母も子供のころに二年参りに行ったそうだ。神社と寺に行ったのだが、寺ではそばとみかんをもらえたそうだ。ぼくもそばとみかんがもらえたらいいなと思った。ちなみに長野なのでとても寒かったそうだ。それから昼になってからは、花札のぼうずめくりやトランプをしたりして遊んだそうだ。トランプで思い出したが、そんなに遊んでいないが、今年もトランプとウノをやったりして遊んだ。いつもは家族でゆっくりゲームをすることはあまりないが、お正月はゆっくりできる事が分かった。
お参りをして帰った後、家についておふろに入った時はとてもあったかかった。二年参りに行くと新しい年が始まったなぁーと思う。
講評 hutu
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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