国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   そっ啄   子ヤギ

 わたしは、去年のお正月にお年玉で買う予定だったDSライトが買えなかった。人気商品なので、入手困難でどこのお店にも売っていなかったからだ。なんとくじ引きをして、誰に販売するかを決めているお店もあった。その日からわたしは、毎日毎日チラシをチェックして、どこか売っているお店はないかと探していた。すると、一年経って、2007年になった1月1日の時のこと。福岡の祖父母の家に遊びに行っていた時だった。1月1日の朝刊に折り込んであったチラシに、「DSライト5台、先着5名様に販売」と書いてあった。その時、わたしはすぐに買いに行こうと思ったが、母や祖母は「今頃行っても、絶対に売り切れているから無理よ。第一、もう十時よ。お店もうすぐ開店するわ。絶対、並んでいる人がたくさんいるわよ。」と言って反対した。しかし、わたしは「行ってみないとわからないじゃない。」と言って、祖父に道案内を頼み、二人ですぐ近くのMaxに行ってみた。すると、チラシには「5台」と書いてあったにもかかわらず、60台再入荷していて、運良く入手できたのであった。まさに、「そっ啄の機」である。
 母は、中国留学中に、韓国人留学生と友達になったそうだ。すごく親しい人だったので、15年ぐらい経った今でも一年に一回連絡を取っているらしい。前に母が、その友達に久しぶりに電話を掛けてみようと思っていると、誰からかわからないが、電話が掛かってきた。母は誰だろうと思い、受話器を取ったら、中国語でしゃべっている声がした。なんと、母が掛けようと思っていた韓国人の友人から電話だったのである。母は、自分が連絡しようと思っていた友人から電話を受け取ったので、相当驚いたようで、その後、電話で「わたしもあなたに掛けようとしていたところだったのよ。とっても偶然ねぇ。」と話したらしい。まるで絵本のような話ではないだろうか。こんな偶然があるとは、びっくりだ。
 「渡りに船」
ということわざのような、必要なものや望ましい状態が、ちょうど都合良く得られるようなことはとても難しいということがわかった。だから、これからは、時機を逃さないよう、何事も進んでチャレンジしてみたい。

   講評   yuta

 冬らしく寒い日と春のように暖かい日が交互にやってきています。体調をくずさないように気をつけましょう。
       

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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