創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   走るって気持ちいネ   ナスビ〜

 「もっと速く!走れ〜。」
監督の声が体育館にひびいた。
 去年の夏、バスケの合宿があった。泊まった場所は・・・宿舎だけど地域の名前は覚えていない。むしろ分からない。練習が初日からあった。全部で2回練習があった。1回目か2回目忘れたけれど、6分間走(この漢字であってたっけ?)というものをやった。いっけん見たところでは、簡単そうだけどこれがつらい。じごくと言ってもいいくらいだ。まるで死ぬ直前みたいなものだ。6分間走というものを少し説明しよう。まず、6分間走る。そしたら少し休憩。といっても1分間もない。どんどん時間を増やしたり、減らしたりしながら走るものだ。10秒位しか休憩が無いときもある。説明はこれでおしまい。
 体育館に行くのに少しはなれている所に宿舎があった。といってもそんなには、はなれては無かった。練習はいつものように順調に進んだ。けれど、監督がみんなを呼んで、
「6分間走。」
と一言で終わった。その時、私は死にたかった。そして、叫びたかった。なんて、叫んだらとんでもないから、叫ばなかった。(あたりまえか)シバシバみんなの後について行く。ただでさえ走るのがおそい私がこんなのを好むわけがない。監督が時間をセットする。私はもう逃げられない。監督が、
「よ——いドン。」
と監督が叫んだら、みんなが走り出した。私は後を追う。最初はみんなのペースについていけたけれど、後から思いっきり差がついてしまった。私より小さい人にも抜かされていった。あの人をこの人を見ていたら、「速いなぁ何往復くらい差がついているんだろう。」と心の中で思った。休憩が入って心を落ち着かせた。けれど、すぐ走る準備。また走る。前にもこんな経験がある。とにかく私はまっすぐ走った。とにかく私はおおまたで走った。いつのまにか私は風のように軽くなり、なにも感じなくり変な感じになった。(どう表現したらいいんだろう)何分たっただろうか。
「休憩。」
と声がした。休憩する時間がほとんどない。出来るだけ心を落ち着けた。またまた走る準備。タイマーが気になる。タイマーを見たら、時間が減っていた。3分。私は心の中で踊った。「あともう少しだ。」けれど、時間が短くなっても体が疲れているから長く感じる。(インスタントラーメンの待ち時間てこんなに長かったっけ)また休憩。前より時間が短くなっている。少し立っていてまた準備。・・・・・・とうとう10秒!走った。全速力で走った。けれど、長い。そして気持ちい。ピ————とうとう終わった。
 走ると疲れるけれど、気持ちいことが分かった。もっと速く走れるようになりたい。
 「今日はこれでおしまい。」
監督の声が体育館にひびいたような感じがした。

   講評   jun

 今月も力作がそろいましたね。
 3.1週は作文テストです。がんばりましょう。
                         

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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