国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   生まれた場所でいるのが一番   コーギー

一九六七年二月二〇日、鎌倉の海岸の波打ち際でチョウチンアンコウが遊びに来ていた一般人に、 これは珍しい魚ということで拾われた。チョウチンアンコウは江戸島水族館に運ばれ、海水に戻すと元気を取り戻し八日間生きた。深海魚が水族館で飼えないのは、深海に棲んでいるというよりも、体がもろくてこわれやすい、皮膚や内臓が傷つきやすい、環境の変化に弱いという理由の方が大きいようだ。
私の家では、前までマリモを飼っていた。それは、おばさんが北海道へ旅行してお土産に買ってきてくれたのだ。母は、マリモを買ってきてくれた事をまるで子供が風船をもらったかのように喜び、即台所の窓際に置いた。そこは、とても日当たりがよく、花などにとっては育ちやすい場所かもしれないが、マリモはどうかな、と私は思っていた。なぜなら、湖の底にマリモがあるのだから、光は必要かどうかと思ったからだ。そのまま、月日が流れ母は 二週間に一回マリモの水をかえていた。私は、(日当たりのよい所でも育つんか)と感心していた。が、夏に日に当たりすぎてまるで鍋で煮たようになってしまったのだ。やはり、少々の日に当たっても大丈夫だが日に当たりすぎるとだめになるんだな、と思った。
私は、珍しい動物の「コアラ」について調べてみた。コアラは、オーストラリアの南東部にしかいなくなくて、一日一八時間も眠るそうだ。コアラは、みんな知っているようにおもちゃの熊のような顔立ちをしている。ユーカリの木の葉を常食として、樹上生活をする。私は、そんなコアラを動物園でガラス越しで見たこと葉あるが、実際に手で触れた事は無い。それに、動物園だと遠くからしか見れないし、しっかりと観察できない。だから、オーストラリアの動物園でコアラを抱きたい。日本の動物園のようにながめているだけでなく、コアラのぬくもりを感じ取り、コアラをより細かい所まで観察して体の仕組みを知り、どうして神はそんな体の仕組みにしたのかを勉強したい。これが「人間と動物との心がつながる第一歩」じゃないのかと私はいつも思っている。私は、動物は生まれた場所に適した体の仕組みになっているということが分かった。「やはり野におけ蓮華草」ということわざがある。それは、このことわざのようにチョウチンアンコウは深海で発光しているのが一番という事だ。コアラにしてもマリモにしても生まれた場所にいるのが一番良いということだ。

   講評   hutu

今月もがんばって作文に取り組むことができました。最近、作文に書かれているコーギーさんの考えがとても大人びてきている気がします。自分の意見を自分の言葉で表せるのはとても大切で有意義なことですね。
★ 来週は進級テストです。書くことを考えておいてくださいね。


毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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