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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   島の法則   ぼんちゃん

 島に住む動物と大陸に住む動物とでは,体の大きさ違う。島では大きいものは小さくなり,小さいものは大きくなる。島に隔離されたものに見られる,このような体のサイズの変化の方向性が「島の法則」と呼ばれるものだ。捕食者のいない環境に置かれると,大きいものは小さく,小さいものは大きくなって,ほ乳類として無理のないサイズにもどっていく−これが島の法則の一つの解釈である。
 私は,「井の中の蛙」になったことが多々ある。例えば塾のテストでだ。私は国語が結構得意だったので,塾の5年生全体のテストでは比較的良い順位になるだろうと高をくくっていた。
 しかし,結果を見たら約5000人中の3000位程度だったのだ。そのとき私は「ガーン!」という気持ちとともに,「やっぱり上には上がいるんだなぁ」と思った。それに,私が高をくくっていたのにはわけがあった。その理由とは,4年生のときに学校で行われた区の能力テストで国語の満点を取っていたからだ。
 でも,塾のテストで国語の一位をとった人がその区のテストを受けていたら,たぶん「こんなの超簡単。」
と言うくらいのものなのだろう。 
 確かに長文に書いてあるように,「島」には特殊な生物が数多く生息している。島には「固有種」と呼ばれるある地域にしか生息・繁殖しない生物や,飛べない鳥の出現なども広く見られる。
 また,ハワイ諸島・ガラパゴス諸島・小笠原諸島などでは両生類やほ乳類などの生物がいないということも多々ある。
 私はこんな話を聞いたことがある。「沖縄にいるゴキブリは,本土のゴキブリよりも大きい」と。初めてこれを聞いたとき,私は「ギャー」と思った。なぜなら,ゴキブリは私が生きてきた11年間の中で知った最も嫌いな生物だからだ。(これから他にも嫌いなものが増えるかもしれないが...)ゴキブリがそこまで成長するのには沖縄の年中暖かい気候も関係するのだろうが,なにせ狭い島である。天敵が少ないことも関係するのだろう。
 そのほかに沖縄は「ケナガネズミ」という頭胴長25〜28cm,尾長13〜23cmの大型のネズミが生息している。ちなみに,モルモットの大きさと比較してみるとモルモットは頭胴長が23〜34cmであるから,体の大きさは同じかモルモットの方が大きいくらいである。が,ケナガネズミには尾があるので尾の長さを入れて比較するとケナガネズミのほうが断然大きい。ケナガネズミの巨大さも「島の法則」に当てはまるであろう。
 私がこの長文を読んでわかったことは動物たちは環境に応じて暮らしが変わるということだ。「郷に入っては郷に従え」ということわざがあるように動物たちは生き残るために環境に応じた変化をしてきたに違いない。そしてそうしているうちに背丈が1メートル余のゾウや,手のひら大のネズミが誕生したに違いない。

   講評   kirara

 先日は電話をおやすみしてしまってすみませんでした。ぼんちゃんもインフルエンザには気をつけて・・・。
 

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