創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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社会の中で生きていくこと みかん
現代人は、自分が何者であるかという安定した意識、つまり、アイデンティティに欠けているといわれる。私は、社会の中に自分のアイデンティティを見出すような生き方をしたい。
そのための方法としては、第一に、子どもの頃から社会的な経験をすることだ。私は小学生の時、地区の子供会で、よく神社や公園などの掃除をしていた。それをするのはいつも夏の暑いときで、蚊もたくさんいて大変だったが、やり終わった時には充実感があった。ボランティアをすることによって、一個の人間として社会と向き合っている喜びを感じられるのである。
第二の方法としては、社会の方も、若者にチャンスを与えるような環境を与えることだ。リンカーンやエジソンなど、昔の偉人たちは貧しくて、働かなければ勉強できなかった。そういう環境の中で、彼らの自立心が育てられたのだろう。
確かに、子どもを社会から隔離して守ることも大切だ。しかし、それが行き過ぎると問題である。『自分が考えるとおりに生きなければならない。そうでないと、ついには自分が生きたとおりに考えるようになってしまう』という名言があるように、社会にでて人々の中で自分自身というものを確認できるような生き方をすべきである。
講評 kira
みかんちゃん、こんにちは。いよいよ中学卒業の月です。高校生という響きが、いいよね。
次回は進級テストです。目標字数がいちばん高い学期になっています。頑張ろうね。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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