国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   走れ!   ファラオ

 「ハア!はア!。」
と私は走った。
 一二月の体育は「ペース走」というものをやった。マラソンみたいなもので、校庭を四分間のうちに何周走れるかというものだった。私は短距離はそれほど得意ではないけど、長距離はつかれても、息はかなり続く方だ。男子はばんばん走って女子をどんどんぬかすけど、女子の中でも私よりすごい人はたくさんいる。まアー私は真ん中って感じかな?自分でいっちゃなんだけど、私はうでの筋肉
はすごいとおもっている。父のいそれをやや自慢するように
「ねエーすごいでしょ?」
と言ったら
「うひゃアーすごい!小学生の中ではかなりいってる方じゃない!!」
と行ってくれたのでこのごろはそのトレーニングしている。あれ?話がずれっちゃた!えっと・・・あ!そうだ。ランニングの話だったごめんごめん・・・。
 私は、学校でマラソンをして、それで最後の授業の時先生が
「学校ではおわりだけど朝に家の周りをはしってもいいと思いますよ。」と言っていて
「あ・・・! 私も名古屋でやってみようかな?」
と私はそう思って」、その日の授業中ぼんやりその事だけ考えていた。それで
「よし! スポーツウエアーを持って行こう!」と心のなかで思った。
 でも、結果的には、やらなかった。やりたかったけど、ふとんから出られずに、家の中で、テレビばっかり見ていた。だからおじいちゃんといっしょに行きたかったのにおいていかれてしまった。でもその理由はもう一つあった。それは、おじいちゃんは、お墓のいっぱいある所を走っていて、なんかけむりのにおいがあって、ハンカチがないと死にそうなくらいけむりっぽい所を走らなくてはならないので、それもいやだった。だから、わざわざスポーツウエアーを持って行く必要はなかったのだ。残念・・・
 でもそれが悔いになったので、名古屋から帰ってきたら一回でもいいから、ゆっちゃんと二人で、家の周りを走ってみたかった。でも、土・日しか走れなくて、「走ろう」と思ってもなかなか、起きられなくて、いつもだめになっていた。とこらがある日。かなり早く朝おきて、とても走りたい気分だったので、ゆっちゃんを無理矢理起こして、
「ねエーランニングする?」
ゆっちゃんはボーとしながら、
「どうでもいい・・・フアー・・・」
私は早く行きたかったので
「どっち!早く言ってよ〜!」
そこへ父が口をはさんできて
「ゆっちゃんは行きたくないんだよ! たぶん・・・」
でも、一人で行く気になれず、ゆっちゃんがどう言うかを待っていた。
「行く?行かない?」
でもゆっちゃんはどっちでもいいとしか言わないので、
「じゃあ行こう!」
 ゆっちゃんをふとんから引っぱり出して、パジャマの上から、スポーツウェアを着て、少しかっこうをつけたくて、帽子をかぶって、バスケットのシューズがちょうどあったので、それをはいて行ったら、
「ゆっちゃん、○○ちゃん、写真とるから、前にならんで。」
父がカメラを持ってきて、私たちをならばせた。私は、他のマンションの人に見られたくなくて、そわそわしていた。やっととれて、ゆっちゃんといっしょに、エレベーターに載って、ロビーを出て行ったら、となりの人が入ってきたので、あわてて帽子をぬいだ。
 それから家の前を少しずつ走っていった。ゆっちゃん慣れていなかったみたいで、少し走っただけでも、
「もーつかれた・・・」
私は全然つかれていないのに、ゆっちゃんはもうぐったり。私はどんどん先に行っちゃって、まるでウサギとカメみたいだった。それで、とても暑くなって三周走れたからもういいやっと思って帰ってきたら家の中が死ぬほど暑くて、パンツ一ちょになりたかったくらいだ。
 マラソンは、力をつけるためにやっているとつまらないから、楽しい気持ちでやってた方がいいんだなーと思った。
「ふー、やれやれ。やっと終わった。」と私は言った。

   講評   hota

 ファラオさんの今学期の目標字数は1000字で、6年生以上(高校生まで)でも1200字なのですが、ファラオさんはいつでもその最大の字数をこえていますね。すごいです。しかも、感想文でも、テーマ作文と同じくらいたくさん書けるのがいいですね。
 
 これからは、「聞いた話」や「わかったこと」をいろいろ考えてみると、作文がレベルアップします。少しずつ、やっていこうね。

★次は、進級テストです。テーマを見て、何を書くか、考えておいてね。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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