国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   二重とびがんばるぞ!   ピプリー

「ビュンビュンビュン。」
わたしは、何回もまるで鳥のように二重とびをとびました。
「すごいー。そんなにとべるの?いま二十七回とんでいたよ。うちなんか十回もとべないよ・・・。うちもいっぱいとべるようになりたいなぁ。見習わなくちゃ・・・。がんばるぞぉー!」
わたしの友達が言いました。わたしは、前、三年生のころ体育の時間でなわとびをやっていて、三十五回くらいとんでいるひとがいて、
「すごいなぁ。わたしもがんばらないと不得意な二重とびがいつまでたってもできない。」
わたしは、そのいっぱい二重とびをとんでいた人を見習って家で何回も練習をしました。お母さんが見ていてくれました。
「つま先の方だけでとんだら?そうしたら、すぐジャンプできるし・・・。」
と、お母さんはアドバイスしてくれました。いつもかかとも地面につけていたのでとてもとびにくかったのです。毎日、家でも学校でもがんばって練習をしていました。
「あと、もう少し高く長い間ジャンプをしていればできるよ!ぜっ対に!」
お母さんはいろいろアドバイスをしてくれました。そして、がんばって高くとんで早くなわを回したら、一回だけとべました。もっととべないかな?と、思って二回なわを回したら、二回とべました。
「やったー。今日、二回もとべたよ!もっとがんばろう!」
そして、毎日練習をしていっぱいとべるようになったのです。
 一年生の時は二重とびのことなんか知りませんでした。二年生のころはいっぱいとべていた人がいて学校だけで練習をしていました。でも、何回やってもとべませんでした。そいて、三年生になって、家でも練習をするようになって、できるようになったのです。四年生になってからは五回、十回、二十回、二十五回、とできるようになりました。今は、三十回くらいとべます。五年生になってから、もっととべるといいです。
 今まで一輪車、さか上がりなど「できるといいなぁ。もっとうまくなるといいなぁ。」と、思っていたものをあきらめないでがんばって練習をしてできてきました。だからこれからもできるといいなぁ、と思うことをあきらめないでがんばることが大切だと心の中で思いました。今度は、バスケットボールがうまくなるといいです。わたしは、バスケットボールの練習をしました。

   講評   yuta

 課題も●項目も字数目標もすべてクリア。進級テストは、ばっちり合格です。おめでとう!
●たとえ:『まるで鳥のよう』に二重とび。しかし、はじめからできたわけではなかったのですね。
●ですます:「がんばらないと不得意な二重とびがいつまでたってもできない」と奮起したピプリーさん。お母さんのアドバイスで気がついたのは、『いつもかかとも地面につけていたのでとてもとびにくかったのです』ということ。『毎日練習をしていっぱいとべるようになったのです』『今は三十回くらいとべます』。今は「得意な二重とび」になりましたね。
●前の話聞いた話:“一年生のときは……”“二年生のころは……”“そして三年生になって……”努力の経過がよくわかりました。
●心の中で思ったこと:『だからこれからもできるといいなぁ、と思うことをあきらめないでがんばることが大切だと心の中で思いました』。ピプリーさんが作文を通して伝えたかったことがしっかりと書けましたね。
●動作情景の結び:次なる「できるといいな」はバスケットボール。練習がんばろう!
       

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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