創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   クリスマスの夜の夕食   なまず

「いただきまーす。」
といつもの夕食が始まりました。でも、今日の夕食は一味違います。なんと言っても今日はクリスマス・イヴの日です。机の上を見ると、チキンの丸焼きが出ていました。まるで高級レストランのようでした。
クリスマスでは、ケーキを楽しみにしている人がきっと多いと思います。僕の家でも、ケーキを食べます。しかも手作りケーキです。そして、高級レストランのような食事もあります。ぼくは、チキンの丸焼きを食べました。いつもの食事と比べるとそれはもう夢の食事のようです。そして、食事が終わるといよいよ手作りケーキの登場です。でも、いきなりは食べません。クラッカーを放ってケーキと一緒に家族全員で記念写真を撮ってから食べます。ケーキはとてもおいしいのですが、ずっと食べていると、甘すぎで飽きてしまいます。
 僕の小さいときのクリスマスでは、僕は、自分でケーキなど、食べられなくお母さんと一緒に食べていたそうです。お母さんは懐かしそうでした。それも今になれば、じぶんでご飯を食べるようになったからお母さんも良かった良かったと思っているのでしょう。でも、大きくなるにつれて危険なことも増えてしまうから心配する気持ちもあるでしょう。ぼくは、そんなことを思っているうちに昔のクリスマスでは何を食べたのか知りたくなりました。この前のクリスマスとどっちがごうかだったのだろうとも思いました。でも、こんなごうかな料理が食べられるのも働いているお父さんのおかげ、そして作ってくれているお母さんのおかげです。 
 今、世界では、まともに夕食を食べられないような国があります。2002年に国連食糧農業機関が行った調査によると、世界で8億5200万人の人が食べ物に困っているそうです。これは、世界人口の7〜8人に1人の割合だそうです。困っている人たちにこのすばらしい夕食を分けてあげたいけど、そんなことをするのは不可能です。だからこれからぼくはご飯には文句を言わず、ご飯の食べられない人の気持ちを考えて食べようと思います。今まで楽しい夕食ができるのなんて当たり前、そう思ってきたけど、それができるのは親のおかげ、そして楽しい夕食ができない人がこの世の中にはたくさんいるということもわかりました。ケーキを食べ終わりました。
「ごちそうさまでした。」
ぼくは感謝の気持ちをこめていいました。

   講評   kaki

具体的な数字を入れて、清書をすることができたね。このような数字を入れると、読んでいる人に「なるほど!」と思わせることができます。じつは、これは、中学生のこうもくシールに出てくる内容なんだよ。なまずくんなら、きっとできる、と思ってせつめいしたのですが、しっかり書けていたので、感心しました。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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