創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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日本のよさ 周
私は、日本のよさをもっと大切にしていくべきだと思う。そのうちの一つに、多くを語らなくても、お互いに理解し合えるということがある。日本人だけの暗黙の了解とでも言えるだろうか。学校で、休み時間に友達とある数学の問題を考えていた私は、その次の休み時間に、問題が解けたかと尋ねた。その一言だけですべてを理解したのか、その友達はまだ、と答えてくれたのである。これは最も極端な例であるが、私達は普段、事細かに説明せずに会話できていることが多いように思う。
確かに、あまりに自分の国のことにばかり目がいって、他を排除しようとするのはよくない。しかし、他の国のものを取り入れるにしても、日本のよさは残していくべきである。
講評 kira
周くん、こんにちは。あまりにも大きな広汎なテーマなので、こういった小作文で書くのは難しかったね。
かつては和魂洋才のスタンスで取り入れてきた、科学的合理的な西欧のものを、今では単に流行を追う気軽さで真似るようになりました。そして、日本的な良さを見失いがちになっています。
暗黙の了解がうまくいった体験では、何気ない中にも抜群の、あったかいエピソードが見つかるといいね。親子の会話でもいいんです。何か見つけておくといいね。
「日本の良さ」のなかの心の会話といったテーマにしぼって書くとよいでしょう。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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