国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   マリーと小枝のトリュフ   おせも

 「ねぇ、何作るの?」
「マリーと小枝のトリュフ!」
私は二月一四日に、友達三人で友チョコ作りをした。私はマリーと小枝のトリュフ。Nさんはクッキーと生チョコ。Yさんは板チョコを溶かして型に流し込んで固めるチョコを作った。私達はその日、三つのハプニングを経験した。一つ目は、Yさんがチョコの作り方を忘れてしまった。Nさんを私が作り方をしっかり教えてあげたので、作り方を思い出す事ができた。もし、ここでチョコの作り方を教えてあげなかったら、Nさんはたぶん今年、チョコを作れなかったと思う。Nさんは「今日、チョコ作りに誘ってくれてありがとう。」
と言っていた。二つ目のハプニングはNさんから頼まれたクックパーを探している間に、私が作っていたチョコが固まってしまったことだ。小枝のチョコを、付けられなくなってしまった。私は「やばっ。」
と言って、あわてて私は板チョコを溶かした。そして、丸めた四十個に溶かしたチョコを付け、小枝のチョコを付けた。なんとか付けることができて良かった。三つ目のハプニングは、Nさんが後片付けをしていたら、きちんとふたをしていなかった蜂蜜の瓶を床に落としてしまったのだ。私達はあわてて雑巾を持ってきて拭き、何とかベタベタは消えた。良かったと思う。私がその日食べたチョコの中で一番おいしかったのは、Nさんが作った、生チョコとクッキーだ。普通の人は作れないような味をしていた。Nさんはオーブントースターでクッキーを焼いた。クッキーが焼けるのを待っているNさんの姿は、犬が何かをねだっている様子に見えた。二時から作って、六時に全員作り終わって帰った。その日は初めての本格チョコ作りだったのでとまどった点もあったけど、とても楽しかった。来年は、もう一ランク上のチョコを作ってみたいと思う。
私の母はバレンタインデーにチョコレートケーキを作って、私の父にあげたそうだ。友達と二人で作ったらしい。レシピどおりに作ったから、一個分の生地しかできなかったらしい。一個の生地を半分に分けるわけにはいかないから、アルミホイルで小さいボォルの中に型を作って焼いて二つ作った。母は「人にあげる時は、ぶっつけ本番でやらないで、一回作ってみることが大事。」
と言っている。私もそう思う。私の場合も、一回も作っていなかったから、チョコが固まってしまった。今度からは一回試してから作ろうと思う。
 私はこの、チョコ作りを通して、わかった事がある。一つ目は、さっき書いたように、ぶっつけ本番だと、失敗してしまうから一回試しに作ってみることが大事。二つ目は、友達が困っているときはお互いに助け合う事が大事だということだ。

   講評   kako

 こんにちは、おせもちゃん。今回は頑張りましたね。項目を全て入れることができましたね。字数も指定以上書けました。進級試験は合格です。おめでとう!
★題材:お母さんから、ぶっつけ本番ではなく、一度試してから作るということを教わったのですね。確かにそうかもしれません。いきなり本番にしてしまうと、万が一失敗した時に困ってしまいますよね。一回でも作った経験があれば、感覚的にもわかりますし、失敗した時の対処もできるのだと思いますよ。(^^♪
★表現:上手に「たとえ」を入れられましたね。「普通の人は作れないような味」というのはどんな味なのかなあ。プロが作るような本格的なチョコレート菓子、高級感漂うようなチョコレートになったのかな。お友達がクッキーの焼き上がりを待っている様子も、とてもかわいらしくていいですね。
★主題:「わかった」ことが二つも書けましたね。わかったことを書くだけでなく、それをどのように生かしていきたいかなどを続けて書くと、もっとまとまりのある段落になると思います。
★構成:書き出しの結びができましたね。できれば、一番最初の文から言葉を選んで、一番最後の文でその言葉を使ってみましょう。

        

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