国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   勉強と遊び   ☆マリー☆

学童のあそびには多くの想像力や思考力がはいってくるからきわめて多彩なものになる。ゲームは、あそびの一種にすぎないとはいえ、この種の遊び活動を通して社会的ルールを守ること、そのために他人と協力すること、つかり倫理の基本的訓練が行われるのに注目しよう。これをうまく発達させれば、大人の卑小な「現実」を乗り越えさせ、新しい精神の世界を生み出す基礎能力となるのだから、大人はなるべくこの芽をつまないようにしたい。こうした面を発達させるために学校の国語教育や作文の授業はきわめて大切な役割をもっているにちがいない。
 子供時代の遊びは大切だ。わたしが、小学生1年生ぐらいのとき、学校の庭で友達と蝶をみつけた。だいたい5cmくらいある白い蝶だった。おいかけているうちに、つかまえようということになった。友達はとても積極的で、みずから手でつかもうとした。蝶が止まったとき、友達は蝶をつかまえた。私は友達と一緒になって喜んだ。でも蝶は芝生の上に落ちてしまった。友達の手に白い奇妙な粉がついていて、蝶は一生懸命とぼうとしていたけど、すぐに芝生の上におちて、しんどそうだった。私は蝶についている粉をとると飛べなくなるということがすぐにわかった。だからいまでも蝶を見ると蝶は絶対にとってはいけない!!死んでしまう!と思っている。蝶が飛べないということは、人間でいうと歩けないに近いと思う。蝶をつかまえただけで、こんなにいい勉強になるとは思ってもいなかった。社会実例では、教育作成会議というものでは、今の教育ではダメだということがいわれていて、もっといい教育をするべきだというのが今の政府のとりくむ課題だそうだ。その課題で決まったのが、「よくあそび、よくまなぶ」ということだったそうです。国と政府が決めたことなのでとても遊ぶということは大切なのだと思った。
 しかし、勉強しなければ身につかないこともある。私はつい最近期末テストがあった。期末テストは、その前のテスト終了からの勉強内容が出題される。とくに理科の内容は今、すごく実験が多くて覚えるのが大変だ。でもその実験で、実際に学校の器具を借りて実験をすることがおおい。たぶんそれは、実験をやって覚えてもらおうというのが先生たちの願いだと思う。確かにその実験で覚えられることもすこしはある。でもテストで満点とれるほどは覚えられない。だから勉強は必ず必要なのだと思う。いい学校にいくのにも、必ず勉強は必要だと思う・遊びは万能ではない。なぜなら社会の一員として生きていくためには、勉強や仕事をしなければいけないからだ。(長文実例)
 確かに、勉強も遊びも大切だ。しかし、「すべてに効くという薬は、何もたいして変わらない」という名言があるように、両者のメリットデメリットを把握すれば、遊びだけでも勉強だけでも足りないことが分かる。(総合化の主題)

   講評   koni



 進級試験でした。今回の目標は、「●1200字以上」と「●の項目」です。

 第一段落の要約は、簡潔にまとめることができましたね。

 第二段落では、一つ目の意見を挙げて、体験実例を書くことができました。具体的でわかりやすい説明ができましたね。そのときのようすが目に浮かぶようです。小さいころの全身を使っての経験は、一生の宝ですね。社会実例も上手に入れることができましたね。「社会実例では」というところは、省いたほうがいいかな。「今、内閣が教育再生会議を設置し、明日の教育のあり方を話し合っている。」とするとどうかな。

 第三段落では、二つ目の意見を挙げて、体験実例と長文実例を書くことができました。実験をすることで、知識を納得して得て欲しいという願いがあるのでしょうね。その知識は、勉強で得ることができるということですね。

 第四段落では、名言の引用をして、総合化の主題でまとめることができました。

 体調が悪かったり、期末テスト中だったりしたのに、がんばって仕上げてくれましたね。



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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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