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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   気になるあいつ   ロビン

寿命はヒトを平均六十五年とすれば、イエバエはわずか二週間です。抵抗性をもっている個体は生きのこりますこれが子孫を残していくと、子供たちはみな、抵抗性を持つものになります。ハエは、助走も加速もせず、ある場所に自由にとまり、自由に飛びだすことができます。
僕が、この話を読んで初めて分かった事はイエバエは、死んでも何かの動物や植物の役に立っているということです。ヒトは、あまり、動物や、植物などの物には、役に立っていません。あんなに小さい虫が、何百倍も大きい植物や何千倍も大きい動物の役にたっているなんて、イエバエは以外にすごいと思います。まるで縁の下の力持ちです。
イエバエは、助走をつけずに早く飛べます。ということは、無駄が無いということです。僕が知っていることは格闘技で、パンチやキックをする時、後ろに下げないで、いきなり相手に
「ぴゅっ」
とやることです。無駄が無く、スキも無いので、イエバエと似ている気がします。
 最近、地球温暖化の影響で暖かくなってきました。そうなると、イエバエは、増え続けて、地球上はイエバエの死体でいっぱいになってしまいます。一箇所にまとめて置けば、数十メートルにもなりそうです。世界中から集めれば、何百メートルと、東京タワーに匹敵高さになります。百年後くらいまで地球温暖化になっていたら、ものすごく暑くなっていてイエバエが、今の五倍に位になっているかもしれません。未来のヒトたちが、かわいそうです。たぶん母なら
「わっ。何でこんなにいるの。早く捕まえよう。」
と言い、捕まえるまで、
「パシッ、パシッ。」
と手を叩いているでしょう。(この後、母に手ではいくら何でも叩かないと言われました)
 僕はこの話を読んでイエバエは、小さくても
「ブーン。」
という音を立てるし、長文にイエバエのすごい所や、役に立つ所が、たくさん書いてあったので以外に気になる存在だなと思いました。
 

   講評   hutu

<三文抜き書き> 長文から三つの文を抜き出してまとめることができています。ロビン君が気になったところを抜き出すことでその後の作文にうまくつなげることができましたね。
<前の話聞いた話> 似た話や想像した話をしっかり書くことができました。
「あんなに小さい虫が、何百倍も大きい植物や何千倍も大きい動物の役にたっているなんて、イエバエは以外にすごいと思います。」
たしかにそうですね。体の大きさと役立ち度が比例するなら、人間はもっともっとまわりのものの役に立たなくてはなりません。

イエバエの東京タワー。想像したくなくなりました(笑)。でも、このまま温暖化が進むと、想像しなかった現象がたくさん起こってくるかもしれませんね。

「たぶん母なら「わっ。何でこんなにいるの。早く捕まえよう。」と言い、捕まえるまで、「パシッ、パシッ。」と手を叩いているでしょう。(この後、母に手ではいくら何でも叩かないと言われました)」
ユーモアのある表現を含んだ楽しい文章です。

<たとえ> 「まるで縁の下の力持ちです。」
そうですね。目立たなくても役に立っているわけです。
<心の中で思ったこと> 「気になる存在」。知らない昆虫だちの力を知るとたくさんの魅力に気がつきます。知らないだけですごい力を秘めている。そんな存在がロビン君の周りにもあるかもしれませんね。
★ 誤字に注意しましょう。
「イエバエは以外にすごいと思います」の「以外(それをのぞいた、ほか)」→「意外」(思っていたことと実際に大きく食い違うこと)


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