低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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科学の進歩とは マッチー
科学は何もかも知っているわけではなく、ほんの自然の姿の一部をかじっているに過ぎないのだから、いろいろと角度を変えて自然を見ていくとつぎつぎと新しい発見が生まれてくる。科学者でなくても、一般の人々が広くながめている観察や考え方から新しい科学の目が生まれることもあり得る。そして、そこから思いがけない科学の進歩も生まれることになると、なんとすばらしいことであるに違いない。(要約)
昔の定説が今と異なる例をおかあさんに聞いたら、しばらく考え込んだ後、ぼくの生まれた時のことをまるで昨日の出来事のように話をしてくれた。昔の母子手帳には、赤ちゃんは日光浴をさせて骨を強くすると書かれてあったそうだ。今はオゾン層が破壊されていって、紫外線の当たる量が増え、体に悪い影響を及ぼすため今の母子手帳からこのような記述はなくなったそうだ。確かに紫外線による皮ふがんのニュース(オーストラリアかどっかだと思う)は見た記憶があったが本当だったら少し恐い気がする。地球温暖化の原因といわれているオゾン層が破壊されることは人類にとって大損(オーゾン)であることを先進国の首脳はもっと認識すべきだと思う。(ダジャレ表現)
他にもお父さんが小学生の頃は剣道の練習でよくうさぎとびをやらされたそうだ。野球など他のスポーツでも足腰をきたえるためにうさぎとびは練習としてよく取り入れられていたとのことだ。でも今は腰を痛める恐れがあるとしてそのような練習はほとんど行われていないようだ。ついでに昔の厳しい練習の話もしてくれた。
「昔は根性とか精神をきたえるために厳しい練習が定番やったが、今は逆に甘やかされすぎやな。」
確かに今は誰かに厳しくしかられることも少なくなったのかもしれないが、ぼくのお父さんは怒ったらとても厳しい。定説というものは時代とともに新しい仮説が現れ変化していくのかもしれない。
アインシュタインやエジソンなどとても有名な発見をした人は周りの人と違って変人と呼ばれるひとが多い。みんなと同じことをしていては新しい発見は生まれないのかもしれない。「新しいぶどう酒は新しい皮袋に」ということわざがあるように、ぼくは古い理論や学説にとらわれずに新しい別の見方をすることが大切だと分かった。(ことわざ、わかったこと)
そのためには、世の中で起こるさまざまな現象を一からなぜ、どうしてと問いただすことから始めたい。そして理科の実験などでなるべくいろいろな見方、考え方をしていこうと思う。新しい発見をするために。(書き出しの結び)
講評 yama
こんにちは。文体をしっかりと統一することができ、また細かい表現も変えてくれたことで文章の完成度が格段にアップしましたね。良い清書でした!
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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