国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   あだなの役割   えひな

 私は家でさまざまなあだなで家族によばれている。だが、別にいやではない。だから、私はあだなというのはよいと思う。
 第一の理由として、あだなは相手との距離をちぢめれると思う。私も、友達のポチと入学式の時に初めて会ったとき、緊張して○○さんと呼んでいた。しかし、犬が好きということでポチというあだなになってから、「ポチ」と言っただけで「ワン!」と言ってくれる。ほんとうに深い友情というのはこのような会話から生まれてくると思う。最近ねこも好きということが分かり、タマにするかという討論もされている。新学期が始まってクラスがかわっても、「ポチ」と呼んでもっと仲良くしたいと思う。
 第二の理由として、あだなを使うことで名前の間違いもなくなると思う。私の小学校のころに「○○」という名前の子が二人いた。二人とも「○○」と呼んだらどちらも振り向いてしまう。そこで、一人の子を「みーちゃん」にした。そうすればとても呼びやすくなった。このように同じ名前の人が多いのであだなを使うことで便利になることもあると思う。他にも、あだなは便利になるのでこれからも活用していきたい。
 確かにあだなは、嫌な使い方をしてしまうと悪いものだが、「辞書のような人間になるのではなく辞書をうまく使えるような人間が勉強の目的である」という名言があるようにあだなを上手く使うことでより友だちと仲良くなれるのだと思う。だから、私はこれからもあだなでたくさんの人と仲良くなりたい。

   講評   huzi

 この書きかたで練習するのは2回目ですね。項目の立て方には、見覚えがあると思います。
【是非の主題】→【理由】(2つ)【体験実例】→【反対意見理解
】→【名言】【是非の主題】。流れを整理すると、こうなりますね。簡単だなと思ったかな。【字数600字】のうちに、体験をたくさん書く練習をしていきましょう。
  あだながテーマ。新学期、知らない子ばかりだったのが、あだ名で呼ばれるようになると学校がもっと楽しくなりますね。
 【理由】に書いたとおり、「相手との距離をちぢめ(ら)れる」「名前の間違いがなくなる」。意見のポイントをはっきりわかりやすく示すことができました。
「ポチ」や「タマ」。ペットの名前ですね。それほど親しみがあるという証拠でしょうね。えひなちゃんはなんと呼ばれているのかな? 気に入っている呼ばれ方はあるかな?
 【名言引用】は、辞書についての名言。あだ名をつける以上にあだ名の使い方がじょうすだと、人間関係が円滑になりますね。最後に、「私はこれからも……」と、希望をアピールする一文を入れたのは、とてもいいですよ。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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