創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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高校1・2・3年生
エジプトで食べたウサギ プリヤ
「これ何。」
と私の妹がウサギを指差しながら父に聞きました。私は、エジプトへ旅行にいった時、レストランでウサギの肉をはじめて食べました。
私は、エジプト料理のレストランへ行ったとき父に
「パパは何を食べるの。」
と聞きました。そうすると父は、
「ハトとウサギ。」
と小さな声で答えてくれました。私は父がウサギとハトを食べてみると聞いてびっくりしてしました。なぜかというと、ふつうは、ウサギやハトを食べないからです。そして父が注文している時私はジュースを飲みながら待っていました。そのレストランは、こんでいたので私達の食べ物が来るまでとても時間がかかりました。一番初めに来たのは父と母がたのんだターメイヤというソラマメの揚げ物でした父と母はおいしいと言いながら全部食べてしまいました。わたしも少し食べてみましたが私はあまり好きではありませんでした。次は私、妹と弟のための鳥肉と、父のハトとウサギでした。私は鳥肉よりウサギの肉のほうが好きでしたウサギの肉はまるで鳥肉のようでした私の妹には私が
「鳥肉だよ。」
とうそをついてしまいました。なぜかというと私の妹はウサギが好きなのでウサギの肉をみんなが食べていると知ったら、たぶん泣いてしまうからです。
私は家族でレストランへいった時、はじめて貝やイカがいっぱい入っているスパゲッティーを食べました。そのレストランは、イタリアンなのではじめはピザかトマトソースのスパゲッティーにするかまよって、メニューを何回も何回も読んでいたらそのシーフードスパゲッティーを見たのでそれを食べてみることにしました。そして、そのスパゲッティーが来た時とてもおいしそうに見えたので、急いで食べてみました。すると私は
「おいしい。」
ともっとくちにスパゲッティーを入れました。
私は、ウサギがペットイメージなのに食べてみておいしかったのでとてもびっくりしました。
講評 hira
ブリヤさんこんにちは。新しい書き方を難なく使いこなせていますね。ブリヤさんの話は外国ならではのびっくりに満ちあふれていて、楽しみです。こうやって作文を書くことは、国語の勉強以外にイギリス滞在記の良い記念にもなりそうですね。
構成 <こうせい> ● 書き出しの工夫/作文
妹さんの会話から書き出せました。この話がブリヤさんのやさしいうそにつながっていく展開になるのがいいですね。話に筋を作る書き出しです。
題材 <だいざい> ● 自分だけがしたこと ◎ 前の話聞いた話○ その人らしい会話
ウサギを食べるという、正に初めての話が思いだして書けました。その時のレストランテーブルの様子がくわしく書けていていいですよ。もう一つの話もぴったりですね。
表現 <ひょうげん> ● たとえ ○ いろいろな言った
ウサギの味が上手に表現できました。先生もちょっと「エッ!?」と思いましたが、鶏なら食べてみても良いなと思いましたよ(笑)。お父さんが「小さな声で答えてくれた」など、いろいろな言ったも上手です。妹さんを気遣う様子がこの言葉だけでわかるよ。ターメイヤはブリヤさんにとっては、たとえるとどんな味だったか知りたいなあ。
主題 <しゅだい> ● 心の中で思ったこと
「たぶん」を使って、妹さんの気持ちを想像したことを表現できました。今回のウサギを食べるという話のように私達は外国の文化に驚(おどろ)くことが多いですが、発見も同じくらいありそうですね。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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