国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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言葉 おわせ
桜が散り始めのころのある日、枝を離れた花びらを見ていて、これが地面に達するまでのあいだの状態を、ぴたりと表す言葉がないのに気がついた。 桜の花びらと、からまつの葉と、自然はついに言語の及びものなのであろうか。 もし日本語にそれがなければ、それは日本語の語彙の貧弱を意味する。
私は、2年ほど前に、箱根で山登りをして、頂上に着いたときに、山を見下ろしたら、とってもきれいで、言葉を失ったことがある。言い表せないほどすばらしく、口があんぐり開いてしまっていたらしい。このときの景色は多分もう二度と見ることが出来ないだろう。私は、とても貴重な経験をしたのだ。私の友達は、以前にどこかの国のスキー場に行ったときに、初めてだったらしく、雪の白さと、スキー場の広さに、言葉を失い、立ちすくんでしまったらしい。その滑り心地はとっても良かったらしい。
結局、人間にとって、言葉とは、無くてはならないもの。だけど、表せない物もある、難しい存在だ。これからは、もっと色々な言葉を学習していきたい。
講評 jun
要約は、簡潔にうまくまとめましたね。
似た話は、言葉では言い表せない自分の体験と友達から聞いた話を書くことができました。
結びも、長文のテーマをしっかりとらえてまとめることができています。
▲「だけど」→「しかし」などとしましょう。
■「要約」というキーワードを忘れずに。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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