低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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サルから人間へ えひな
人間は身体上の特徴を持っていない。それは、先祖のサルがもっていなかったからである。しかし、様々な環境に適応する能力が備わっている。サルの仲間では、経験に基づいて外界についての知識を身につけることが、個性の生存にとっても、また種の維持にとってもそれだけ重要になっている。しかし、経験とは様々な経験に基づいて外界についての知識を獲得することとほぼ同義である。私は、外界についての知識を得て変わるのは良いと思う。
第一の理由に、外界について知って変わることで得することがあると思うからである。私は、この前のゴールデンウィークに家族でシンガポールに行ってきた。シンガポールに行って、私はたくさんのことを学んだ。例えば、たくさんの人種の人が集まって、たくさんの宗教が集まってできている国だ。そして、そのような学んだことをいろいろなところで生かせていけると思う。学校での国調べや日本との違いを調べるなどといったときに役に立つと思う。もし、学校でそのような授業があったら生かせるようにしたい。
第二の理由に、新しい発想で考えが豊かになってくると思う。私はシンガポールに行ってあまり英語がしゃべれなかった。なので、これからは英語をがんばろうと思った。そのように、今まで思っていなかったことを思ったりと、考えが変わったりしてよりよい自分になると思う。
たしかに、身体上の特徴を持って場所によって変わるのもよいが、「行動するためには、多くのことに無知でなければならない」という言葉があるように私は、外界についての知識を得て変わるのは良いと思う。
講評 huzi
人間は動物のように、環境に適応した形で生まれてきていないため、知識を得て分かち合ってきました。それが、現在の文明社会を支えていると言えますね。
知識を得て変わることはいいと思う。と、【是非の主題】を、はっきりと示すことができました。
知識は得。たしかにその通りですね。見たこと聞いたことを、他の場面で生かすことができると、評価を高めることができます。
それだけではなく、自分の内面も成長させることができますね。今まであった自分をさらに豊かにし、将来への夢に結びつけることができると、いいね。
シンガポールで直接体験したことは、奈未ちゃんにとって大きな意味があったと思います。【体験実例】の中に、うまく生かせたね。
【名言の引用】も◎。
この名言は、無知の勧めというよりも、無知を自覚し、知識へと向かうことの大切さを訴えているのですね。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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