国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

    こればかりは自分で   ぐみ

 こればかりは自分で経験するしかないが、方法はないわけではない。まず旅をする事だ。地球上にはまだ浪費文明に侵されず昔ながらの素朴な生活を営んでいるところがいくつもある。アジア,アフリカのいわゆる第三世界に行けばいまだそれが普通の暮らし方だし,またアイルランドやメキシコやニュージーランドにたっぷりとそういう暮らしぶりが残っている。わたしはそういう土地に行き、その生き方になじむことで、自分の生きている日本の大都会の生がいかに反自然な人工的なものかを知った。と同時に彼らのその生のほうがいかに人間らしく、自然と調和しているかを味わった。
 便利で快適な生活はよい。科学の発達により、私達の生活は便利になり、私達は快適に生活できるようになった。スイッチ一つで涼しくなったり、暖かくなったり。いつでもどこでも遠くに居る友人と話をすることも出来るようになった。
 しかし、機械化されていないシンプルな生活も良い。本当に機械化する必要があるかどうか疑うようなものまで機械化されているのが現状だ。そのために失われているものもある。本当に必要なものだけを身の回りに置いて、自然をありのままに受け止め、シンプルに生活する事によって見えてくるものがある。
 確かに機械化された便利で快適な生活にも素朴でシンプルな生活にも、それぞれよさがある。しかし、一番大切なことは『私達の人生は、私達が費やしただけの価値がある』という名言があるように、自分の満足のいく生き方を常に模索しながら生きていく事である。

   講評   isimi

 中学も二年生になると、自分の考えを論理的にまとめながら意見を主張しなければならなくなるので、難しかったのではないでしょうか。そういう意味では、ヒントの池をよく活用できていると思います。できれば、体験実例をもう少し具体的に、深く書いていき、自分らしさを出していきましょう。快適な生活は現状そのもの、また、シンプルな生活から見えてきたものもグミちゃんの考えで書いてみましょう。最後のまとめの文章はよく書けていました。


 

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