創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
5.1 あにせ
世間は「学力社会」だと騒いでいる。高学歴ならいい会社にも就職でき出世もできるものだと思われているのだろう。親からもいい大学に入れとプレッシャーを掛けられる。しかし今の社会で、本当に「頭がいい人」だけが社会に貢献しているのか。そうではなく、社会で適応できる人こそが貢献できると思う。どれだけの頭脳があっても、社会に出て人と関わった時に礼儀を知らない、人との接し方に問題があれば、広い社会の中で生き抜いていけない。イエス・キリストは二千年前に生まれたためにきっと学力はなかっただろう。しかし彼は今現代でも語られるような偉大な人になった。この社会に生きるために必要なのは学力だけではないのだ。だからこの先限りなく広い現代社会の中で生きていくための適応力をつけていくべきだと思う。(当為の主題)
そのための方法として第一に、適応力の基盤となる学校の勉強もしっかりやることだ。いくら学力だけではないとはいえ、全く不必要なものなわけではない。それなりの知識を知っていなければ適応の方法もわからないだろう。
また第二の方法として、実践してみることだ。その場の状況や雰囲気が必ずあるはずだから、それを読み取れなければ適応できないだろう。
講評 nane
長文の内容を現代社会にあてはめて書いた第一段落は、いい書き方。このように状況実例というスタイルで書いていくのはいいね。
学力の基礎をつけるというのもわかりやすい方法。この具体例も、短く書いていこう。ほんのさわりだけでいいからね。
第二の方法もOK。
時間が限られているときは、このように全体の構成を優先して書いていこう。
時間があれば長く書くことはできるから、最初の一日目で最後まで書いてしまうといいよ。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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